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第 784 話

Author: 一笠
梓と礼が到着した時、凛はまだキッチンで料理をしていた。

インターホンの音が聞こえ、礼が自らドアを開けに行った。すると、そこには大きな薔薇の花束を抱えた聖天が立っていた。二人は一瞬、言葉を失った。

礼は口ごもりながら言った。「食事に花束まで......意外とロマンチストなんだな」

そんなにロマンチストなのに、まだ落とせてないのか?

聖天は彼の言葉の裏にある意味を察し、少し顔を曇らせた。「どうしてここにいるんだ?」

「夏目さんに梓が呼ばれたから、一緒にご飯をごちそうになろうと思って」礼は不思議そうに頭を掻いた。「聞いてないのか?」

聖天は黙り込んだ。

邪魔者が二人もいると分かっていたら、わざわざ花
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