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第16話

Auteur: 無限
1週間後、陸は再びペット霊園を訪れた。

ミルキーへの供物として、新しく買ったおもちゃと、ミルキーが一番好きだった缶詰を持ってきた。

庭へと続く道に足を踏み入れたとき、彼はふと立ち止まった。

そこには、汐里がいた。

彼女はミルキーの墓石の前にしゃがみ込み、伸びていた草を抜いていた。

ショートカットになっていて、服装はシンプルな白シャツにデニム姿。背中はほっそりとしているが、その背筋はまっすぐ伸びていた。

陸は動くことも声をかけることもできずに、その場に立ち尽くした。

もし声をかけたら、彼女がまた消えてしまうような気がしたのだ。

しかし、気配を感じたのか、汐里がふと顔を向けた。

二人の視線がぶつかり合う。

陸の心臓が激しく波打った。

「汐里……」自分の声が震えているのがわかった。

汐里は数秒間彼を見つめると、再び顔をそらし、作業を再開した。

陸は歩み寄り、汐里の隣にしゃがみこむ。

「ミルキーに会いに来たんだ」

汐里から返事はなかったが、陸は持ってきた缶詰とおもちゃを墓前に供えた。

「これ、ミルキーが好きだったから。

ミルキーはこのメーカーの缶詰が大好きで、
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