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第245話

مؤلف: 一燈月
「来月の五日は、お彼岸の法要よ」

芽衣は日数を指折り数えた。

「もうすぐね。今月ももう終わりだし。で、小林さんの方の段取りはどうなってるの?天野家との件はあらかた片付いたんでしょう?」

小夜は答えた。

「今夜帰ったら聞いてみるわ」

「ねえ、急かしてよ。せめて具体的なスケジュールだけでも聞いておいて。早めに準備しないと!」

芽衣は本気で焦っていた。

「小夜、急がないと。宗介さんが乗り込んでくる前に出国しなきゃ。両親にバレたら大変なことになるわ。

やっと非婚主義を認めさせたのに、外でこんな騒ぎを起こしたなんて知られたら、私、終わりよ!」

小夜は呆れた。

「だったら、どうして手を出したりしたの?」

男と寝るだけならまだしも、よりによってそんな面倒な相手を選ぶなんて。

芽衣は言葉に詰まった。あの晩、酔った勢いで彼の腹筋に触れた時、理性を保てなかった自分が恨めしい。

小夜がさらに何か言おうとした時、背後で物音がした。振り返ると、庭の小道から男が歩いてくるのが見えた。

「切るわね。夜、青山に聞いたら連絡する」

……

通話を切り、小夜が振り返ると、来訪者の顔がはっきりと見えた。意外な人物だった。

「どうして柏木さんが……」

翔は数歩近づき、決まり悪そうに説明した。

「中で高宮さんが電話を受けているのを見たんだが、ひどく焦っている様子だったから。何かあったのかと心配で、ついて来てしまったんだ」

小夜は複雑な眼差しを向けた。

彼と自分は、互いに心配し合うような関係ではないはずだ。

翔もそれに気づいたようで、慌ててスマホを取り出し、小夜に見せた。

「それから、もう一つ用事があったんだ。以前頼まれていた、ルビーが出品されるオークションの件だが、一つ見つけたよ。これが君の探しているものか、見てくれないか?」

そういえば、そんなこともあった。

ルビーは、国際ファッションウィークのデザインテーマの一つに必要な素材だ。

小夜はスマホを受け取って画面を見た。そこには非公開のオークション出品リストが表示されており、一目で高級なオークションだと分かった。どの品も破格の値段だ。

彼女の目は、リストの中で一際輝くルビーとダイヤモンドのイヤリングに釘付けになった。

オークション開始価格。【十五億円】

まさに彼女が求めていたものだ。

小夜は頷き、翔に
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