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第373話

Author: かおる
葛西先生は星に目をやり、口元に笑みを浮かべた。

「ずいぶん自信があるようじゃな。

噂では、小林家の娘はかなり学歴が高いと聞いておるが」

彩香は片目をつむり、いたずらっぽく答える。

「ふふん、すぐに星が清子の鼻を明かしてくれるわ。

楽しみにしてて」

「そりゃ面白い!

わしは打ちのめされる顔を見るのが大好きでな!」

二人が清子を打ち負かす場面を想像して盛り上がっているのを見て、星は苦笑を漏らした。

葛西先生は年齢こそ重ねているが、心はまるで子どものように無邪気だった。

やがて先生に呼ばれ、星と怜は舞台袖へと向かった。

今回は珍しく、勇や雅臣たちに邪魔されることもなく、驚くほど順調に準備が進んでいく。

――まるで嵐の前の静けさのように。

怜でさえ不思議そうに周囲を見回した。

「星野おばさん、あの悪いおじさんとおばさん、今日はどうして邪魔しに来ないの?」

「勝てると思い込んでるんでしょうね」

翔太は彼女が英語すらおぼつかないと思っている。

清子たちも中卒の女だと見下し、まともに相手にしていないのだ。

二人が舞台に上がると、照明がぱっと灯った。

その瞬間、観
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Comments (2)
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しょう
勇のヤツ、審査員買収したな! ほんとやること汚!
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カネゴン
ハ〜イ!どうせなら綾子と勇にも外国語で叱責したら面白いな!もちろん 常識的な事を!
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