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第718話

Author: かおる
「翔太がまだ遊園地にいる。

迎えに行ってくる」

そう口にしながらも――雅臣が本当に探しに行きたい相手は、息子ではなく、星ただひとりだった。

ベッドの上で清子は、儚げな顔を上げる。

「雅臣......本当に、私をひとりにしてしまうの?」

以前なら、その潤んだ瞳を見ただけで、胸の奥に同情が芽生えた。

けれど今は、なぜか耐えがたいほどの苛立ちしか感じない。

雅臣はわずかに息を吐き、冷静な声で言った。

「心配いらない。

ひとりにはしない。

――勇を呼んでおいた」

ちょうどそのとき、病室のドアがノックされた。

勇が少し慌てた様子で中に入ってくる。

「清子、また入院したのか?

最近は調子よかったって聞いてたのに」

清子は掛け布を強く握りしめた。

――雅臣は星に会うためなら、勇まで呼び寄せるのか。

自分より、あの女の方が気になるというの?

胸の奥がじくじくと痛んだ。

やっぱり、男は......手に入らない女ほど追いかけるのね。

彼女は潤んだ瞳で雅臣を見上げ、哀れっぽく言った。

「今日は翔太くんを連れて遊園地に行ったの。

自分の体を過信して、乗り物に乗ったら
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Mga Comments (2)
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momonga
雅臣って学習能力ないな。その遊園地に何度か行っては毎回清子が倒れてるのに、このメンバーで行ったら迷惑かけるの分かるでしょ。車の中での電話で来るな!と言えば良かったのに、馬鹿だね〜。 清子、普通空気を読めてるなら行かないぞ。あ〜早くコイツの大嘘芝居がバレてほしいwww
goodnovel comment avatar
rin
今回、笑うところが多かった! 雅臣、ざまぁの回
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