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第834話

Penulis: かおる
「主張する者が証拠を示す――それだけのことよ」

雅臣はもともと寡黙で、言い訳をするタイプでもない。

今並べられている確たる証拠を前に、言うべき言葉もなかった。

最後に、雅臣は言った。

「俺が証拠を見つける。

この件が俺の仕業じゃないと、証明してみせる」

そう言い残し、彼はもう振り返らずに出ていった。

このとき初めて、雅臣は気づいた。

――自分が、星の心の中で、これほど信用を失っていたことに。

翔太がそばにいる限り、自分が真剣に謝れば、星はきっとやり直してくれる。

いつもそう思っていた。

だが今となっては、それはただの自惚れだった。

会議室を出たところで、雅臣は誠に問いかけた。

「俺は......昔、星にそんなにひどいことをしていたのか?」

誠は一瞬固まり、返答に迷った。

慎重に言葉を選びながら、こう言った。

「以前の神谷さんは......星野さんの夫であるはずなのに、肝心な時にいつも姿が見えず......

自分がいてもいなくても関係ないと思われていました。

もし、いてもいなくても同じなら、その存在に、何の意味があるんでしょう?」

誠は雅臣の表情を確
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