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第 461 話

Author: 水原信
海咲は少し間を置いてから言った。

「おばさんは私のせいで巻き込まれたのに、私が何もしないなんてありえない。あなたが淡路をかばいたいのはわかってる。でもおばさんがあれだけネットで叩かれてる以上、ちゃんと誤解を解かなきゃ。彼女を泣き寝入りさせるつもりはないわ!」

「物事は、君が思っているほど単純じゃない」

州平は意味深にそう言った。

海咲はふっと笑った。

「単純じゃないのは分かってる。淡路美音って、もともと単純な人じゃないから。自分がやったことなら、人にやられても文句は言えない。あなたが動かないなら、私が動く。おばさんのために、できることをするわ」

「別に、おばさんを助けないなんて言ってない」

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