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第753話

Author: 楽しくお金を稼ごう
要は天音をそっと抱きしめて言った。「そうだよ、助かる可能性はあるんだ。

想花みたいに、元気で、無事にね」要は涙にくれる天音の顔を両手で包み込んだ。「俺たちの子も元気に生まれてくるさ。だから、言うことを聞いて、医者の治療を受けて、ちゃんとお薬を飲むんだ」

「お薬?」

天音は激しく首を横に振った。胸のあたりを手で押さえ、乱暴に涙を拭ったが、声はひどく嗄れていた。「私は元気よ。お薬なんていらないわ」

「もちろん薬は飲まなくてもいいさ。でも、万全を期すために、心臓専門医についてもらう必要があるんだ」要は根気強く天音に説明した。「これも全部、お腹の子のためなんだよ。

天音、もし俺たちの子が彩花みたいに何か問題を抱えていたとしても、早くから準備ができるだろ?

基地の医療チームにも来てもらうよう手配した。彼らは昔、君と想花を救ってくれた。今度も、君と俺たちの子を守ってくれるはずだ」要は天音の青白い顔を見つめて、「俺を信じろ」と言った。

天音は力強く頷いた。要を信じないわけがなかった。

天音は要の首に顔をうずめ、彼に抱きつきながら言った。「この数日、どんなに心配だったか分かる?あなたに妊娠がバレるのが怖かった。この子はいらないって言われるんじゃないかって。それに、私が寝てる間に病院に連れて行かれて、堕ろされちゃうんじゃないかって」

要の目に悲しげな色が浮かび、静かな声で言った。

「お腹に俺たちの子がいるんだ。嬉しくないわけがないだろう」

天音はもう三日も薬を飲んでいない。このまま五日経てば、心不全を起こしてしまう。

もう、待てなかった。

「今日は、会社に行くのやめたら?

会社は兄さんが見ててくれるから大丈夫だろう?

もう少し、一緒にいてくれない?

医者が着いたら、君の検査をしてもらう」

天音は素直に「うん」と頷いた。

要の腕の中で、「あなた、男の子と女の子、どっちが好き?」

「男の子でも女の子でも、どっちでも嬉しいよ」要の視線は天音の手に注がれていた。

天音の手は細く、肌はどこか病的な白さで、皮膚の下の青い静脈が透けて見える。その静脈の上には小さな点があった。さっき、恵里に注射針で刺された痕だ。

天音はお腹を撫でながら、柔らかな笑顔を浮かべた。「できれば女の子がいいな。パパに似る子が多いっていうし」

要は目に暗い光を宿し、大きな手で天音の
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