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第 20 話

last update publish date: 2026-08-11 12:30:05
「あなたは昔から何でもできたでしょう。だから、ミレーヌは焦っていたのかもしれないわ。お姉様ばかり評価されると」

評価。

クラリスは、その言葉を胸の中で転がした。

自分は評価されていたのだろうか。

少なくとも、母の目にはそう見えていたのだろう。

できて当然。

任せて当然。

失敗しなくて当然。

それを評価と呼ぶなら、確かにクラリスは評価されていたのかもしれない。

「お母様」

「何かしら」

「わたくしは、王宮でどのような仕事をしていたか、ご存じですか」

母は一瞬、言葉を詰まらせた。

「王太子妃教育でしょう?」

「それだけではご
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