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第138話

Autor: 炭酸水が大好きな美少女
どれほど眠っていたのだろう。

遥はまぶたが鉛のように重かった。

懸命に目を開けると、霞む視界の向こうに、見慣れた顔が映った。怜司だった。

意識が次第にはっきりしてくると、彼女は無意識に体を引いた。

「どうしてここに?」

気を失う直前、確かに聞こえていたのは昭の声だったはずだ。それなのに、目覚めたら怜司がいる。

「お前は倒れたんだ。その直前に西園寺と電話していたな」

確かに昭と電話をしていた。昭は貴子を助ける方法があると言い、すぐに迎えに行くとも言ってくれた。

遥は自分の手に目を落とした。手の甲には点滴の針が刺さったままで、体はまだ力なく重かった。

「……西園寺社長は?」

彼女は低い声で尋ねた。かすれてほとんど聞き取れないほどだった。

怜司の表情が一瞬曇り、不機嫌そうに口を開いた。

「容体は落ち着いているから、ここへ来る必要はないと伝えておいた」

遥は小さく頷いただけで、それ以上は何も聞かなかった。

これ以上怜司と関わり合いになりたくなかった。ただ一刻も早くここを離れたかった。

「おばあさんを助ける方法があるって言っていたわ。彼に任せてみてほしいの」

彼女
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