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第57話

Author: 炭酸水が大好きな美少女
遥は驚いて、手に持っていたスマホをぎゅっと握りしめた。

もうすぐ離婚するはずじゃなかったの?

どうして怜司は、わざわざ結婚の事実を公にしたの?一体、何を考えているの。

彼女は震える声で、すぐに問いかけた。

「私たち離婚する予定よね。どうして公にしたの?」

電話の向こうの怜司が冷たく笑う。その声には不機嫌な色が混ざっていた。

「誰が離婚に同意した?」

遥は返答に詰まり、混乱した。怜司の本心がどうしても読めない。

彼女は沈黙を守り、怜司の言葉には答えなかった。

何も言わない彼女に対し、怜司は再び口を開いた。「どこにいる?」

遥は思わず答えてしまった。「菅原家の本邸よ」

電話越しに数秒の沈黙が流れた後、怜司は短く言った。

「迎えに行く」

遥は画面を見つめる。切れた通話画面を前に、なぜ居場所を教えてしまったのかと少し後悔した。

どうして大人しく教えてしまったんだろう。それに、なぜ顔がこんなに赤いのかしら。

自分って情けない、と自嘲する。でも、9年も想い続けた人をそう簡単に忘れられるはずもない。

とはいえ、喜びで胸が満たされるような時間は短かった。

怜司が本当に
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C.M.
誰が待つか! クズ夫のくせに。 さらには子殺しの男!
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