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第5話

Author: ナンバーセブン
俺はこの喧嘩にうんざりし始めた。

「おい!警備員、聞いてるのか?

この二人を今すぐ外に放り出せ!今後は藤原家の全施設に、この二人を入れるな!」

警備員がすぐに駆けつけ、左右から二人を抱えて連れ出した。

莉奈は暴れ回り、鬼の形相で叫んだ。「蓮!こんな真似をして、絶対に後悔させてやるんだから!」

その日の夜、見知らぬ番号からメッセージが届いた。

【あんなことして、莉奈さんを取り戻せるとでも思ったんですか? 残念でしたね。彼女、全然気にしてませんよ。今は僕を連れて、ご機嫌で海外バカンスを満喫していますから】

誰からのメッセージかは言うまでもない。俺はすぐにその番号をブロックした。

その間も、莉奈の両親が懲りずに藤原家を訪ねてきたが、すべて門前払いされた。

1週間後、優香が帰国する便の時間をチェックして、俺は車で空港へ迎えに行った。

到着ロビーに辿りついてすぐ、莉奈と浩の姿が目に入った。

二人は少し日焼けをしており、サングラスをして、いかにも優雅な休暇から帰ってきたといった様子だ。

莉奈は俺を見ると、勝ち誇ったように笑った。「やっぱり私のことが気になって仕方ないのね。迎
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