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第7話

Auteur: 氷顔
パーティーには、希美も来ていた。

彼女は今航平の秘書だから、この場にいても何の不思議もない。

彼女は金色のドレスをまとい、私を見ると、わざとらしく顎をしゃんと上げてみせた。

その首元で、ルビーのネックレスがきらめいている。

数日前、航平が高額で落札した品だ。

相場を大きく上回る金額で、ニュースでは婚約者を喜ばせるためだと騒いでいた。

私は軽く会釈し、声には出さず、口の動きだけでこう言った。

「あなたには、ふさわしくない」

希美は悔しさに足を踏み鳴らしたが、それ以上は何も起こせない。

今夜は東都の大物たちがこの場に集めている。

誰もが大輝とのコネを欲しがっているのだ。

こんな場で、彼女が騒ぎを起こせるはずがなかった。

航平は私の腰に手を回し、大輝夫婦と話している。

「河野社長と婚約者の方は、相変わらず仲がいいですな」

「いえいえ、永島さんには到底かないませんよ」

そう答えながら、彼は私の腰を抱く手に、ぐっと力を込めた。

その様子を目にした希美の顔に、嫉妬と憎しみがありありと浮かぶ。

私は胸がすく思いで、わざと航平の体に寄りかかった。

唇を彼の耳元に近づ
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