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第5章:最初の呼び出し3

Autor: Déesse
last update Fecha de publicación: 2026-07-23 05:32:28

彼は何も言わない。

彼は俺を見つめる。

秒が過ぎる。十。二十。三十。一分。俺は落ち着かなくなり始める。椅子の上でもぞもぞと動き、足を組み、またほどく。沈黙を破ろうと、何かを言おうと、何でもいいから咳払いをする。

「判事、私は父の件で来たのですが…」

彼は片手を上げ、無言で俺を遮る。その仕草は流れるようで、権威的で、決定的だ。俺は口を閉ざす。言葉は中断され、口はそれを閉じる前に一瞬開いたままだ。

彼は俺を見つめ続ける。

俺は目を伏せ、また上げ、また伏せる。あまりに明るい光に捕らえられた動物のように。彼は動かない。完全に動かない。彫像のように。獲物を待つ猫科の動物のように。彼の目だけが動く。几帳面な遅さで俺の顔を走査する。俺の唇、目、首、肩、手に留まり、絶えず俺の口に戻ってくる。

五分。十分。時間の感覚を失う。じっとしているために首筋が痛み始める。腿の上で手は湿り、こめかみに汗が滲み、背中をゆっくりと伝い落ちるのを感じる。脊椎に沿って熱い跡を描く一滴の汗。

ついに彼が口を開く。

「君はとても美しい口を持っている、テオ」

声は中立で、無関心で、天気や髪の色についてコメントするかのようだ。俺は飛び上がり、椅子から落ちそうになる。

「何ですって?」

「君の口だ。それは表情豊かだ。君が言わないこと全てを語る。まさに今この瞬間も、それはわずかに震えている。左の端が知覚できないほど下がっている。君は怖がっているが、それを認めることを拒んでいる。感情を裏切らないように唇を互いに押し付けているが、それでも震えている。魅惑的だ」

俺は言葉を失い、間抜けに口を開けたまま、彼が俺を見ていると気づいてすぐにそれを閉じる。これは何の尋問だ? なぜ彼は俺の口について話す?

「私は自分の口について話しに来たのではありません、判事。私は父のために来たのです」

彼はわずかに首を傾げる。ほとんど知覚できない動き。まるで俺の言い返しをメモし、俺の抵抗を評価しているかのように。

「君の父。ジャック・デルマ。財務管理職、五十二歳、既婚、子供二人。君と妹のイザベル」

「そうです。彼は無実です」

彼は微笑む。かろうじて描かれた微笑み。唇の微かな震え。しかしそれが彼の目を危険な輝きで光らせる。

「彼らは皆無実だ、テオ。皆そう言う」

「彼は違います。私は彼を知っています。私の父です」

「君は彼を知っている。もちろん。父親は息子にとって常に英雄だ。そうでなくなる日まで」

彼の口調は皮肉で、ほとんど残酷ですらある。声に軽蔑のとげ。俺は怒りが沸き起こるのを感じる。熱く、赤く、暴力的な怒り。

「あなたは彼を知らない。あなたは彼について何も知らない」

立ち上がり、去ろうとする。ドアをバタンと閉め、俺を焼くこの視線から逃げようとする。しかし彼の声が俺をその場に釘付けにする。動きの途中で凍りつかせる。

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