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第6章:最初の呼び出し4

Author: Déesse
last update publish date: 2026-07-23 05:32:57

「座りたまえ」

二語。たった二語。しかし口調が変わっている。それはもはや提案ではない。絶対的な命令、抗いがたい権威。脳が決める前に身体が従う。脚は力を失い、俺はどっかりと座り込む。自分自身に、自分の弱さに、この不本意な服従に腹を立てながら。

彼も立ち上がる。ゆっくりと、猫のような優雅さで、机を回り込む。彼は本当に背が高い、と俺は今はっきりと認識する。190センチ近く。スーツの下に隠されたアスリートの体格。広い肩、細い腰、力強い手。彼は椅子に近づき、一メートルの距離で止まる。それ以上ではない。彼の香水を感じる。ウッディで、スパイシーで、うっとりさせる。革のノートと、もっと動物的で、もっと生々しい何かが混ざっている。心臓が高鳴る。

「テオ。私は君の父が無実だと知っている」

俺は彼を見上げる。呆然とし、信じられない。唇が半開きになる。何の音も出ない。

「私は彼が同僚に嵌められたことを知っている。彼がその金に一度も触れていないことを知っている。最初の日から全てを知っている」

「それならなぜ…なぜ彼は刑務所にいるのですか?」

「私がそれを望んだからだ」

衝撃はあまりに激しく、俺は口を開けたまま凍りつく。反応できない。彼は俺を見る。そして今度は、彼の目に違う輝きがある。飢えの、欲望の、所有の輝き。俺を貫通する輝き。

「理解できません…」

「君はすぐに理解するだろう。今はまだだ。とりあえず、家に帰りたまえ。休みたまえ。君は疲れ果てているように見える。目にはくまができ、肌は青白い。明日、同じ時間に。君の父について話をしよう。本当に」

彼は机の後ろに戻り、同じ猫のような優雅さで座り、俺がもはや存在しないかのように、会話が終わったかのように、もう俺が存在しないかのように書類を手に取る。面会は終わりだ。

俺は立ち上がる。茫然自失で、震えながら。それ以上一言も発さずに部屋を出る。廊下で、壁にもたれかかる。息は短く、心臓は張り裂けんばかりに鼓動している。何が起こったんだ? この男は誰だ? 彼は俺に何を望んでいる?

俺は霧の中を家に帰る。通りを見ずに横切り、奇跡的に通行人を避ける。母が俺を待っている。顔は不安そうだ。

「それで? どうだった?」

俺は嘘をつく。判事は理解を示してくれた、彼は事件を調査するつもりだ、忍耐強くする必要がある、と言う。彼女は嬉し泣きし、私を抱きしめる。俺も彼女を抱きしめる。しかし心はどこか遠くだ。千キロも離れた、暗い執務室、灰色の目の前にいる。

その夜、俺は眠らない。天井を見つめる。そしてただ一つの考えが頭の中でループする。明日。明日、俺は知るだろう。

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