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第149話

Author: シガちゃん
手術で使用される薬剤は、すべて薬剤部に記録が残る。投与量は「不足」はあっても、「過剰」は決して許されない。過量投与を防ぐため、それが医療現場の鉄則だった。

麻酔科医は誰よりも、その「余分な薬」が意味することを理解している。一瞬で状況を察し、顔色を変えて新人助手を振り返った。

「なぜこの薬を持ってきた?」

「わ、私は……」新人助手は、声も出せずに震え出す。

由奈が一歩前に出た。

「今回が初めての手術で、勝手が分からなかったんでしょう。幸い、重大な事故には至っていません。そこは考慮します」

そう言って、由奈は手にしていた薬剤を麻酔科医に戻した。だが、視線を新人助手に向けたまま、静かに続ける。

「ただし――あなたは、まだ手術室のスタッフとしては不適任です」

その一言が引き金となり、新人助手は、ついに泣き出した。

「長門先生に……言われたんです……麻酔薬は少しアレルギーがあっても問題ないって……少量だから、命に関わることはないって……」

「長門先生だと?」麻酔科医の怒りが爆発した。

「彼女は普段、手術室に入らないだろう!プロポフォールに対するアレルギー反応は、健常者でも決
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Comments (4)
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kozakura hime
祐一めでたいなアホか!! 歩実を敵意してるのは恨みが有るから 嫉妬じゃない
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Naoko Itagaki
2人も許さないと言っていたのに何故嫉妬になる?憎悪だろ
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敬江
歩美に天罰を待ってます
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