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悪石

Auteur: 東雲桃矢
last update Date de publication: 2025-12-21 13:43:11

 私と友達のAは、神社やお寺巡りが趣味で、予定さえ合えば一緒に色んなところに行った。運転はかわりばんこで、ガソリン代問題を回避してたから、結構平和だった。

 2月の土曜日。その年初めての神社・お寺参りをしていた。この日はAの運転でお出かけしてた。

 前日に雪が降っていて、どこに行っても美しい雪景色が見られた。2軒目に行った神社も同様に雪が積もっていて、参道は除雪されているものの、他はほとんど真っ白だった。

 参道の横のスペースで、小学3,4年生くらいの子供達が雪合戦をしていたのが印象的。彼らを横目に見ながらお参りをして、来た道を戻る最中、Aが小学生達を叱りつけたのです。

「そんなことしちゃダメでしょ!」

「うっせーババア!」

 子供のひとりがAに向かって雪玉を投げつける。子供とAが言い合いをしてましたが、社務所から来た人が仲裁をしてくれて、子供達はAに謝って、どこかに走り去ってしまった。

 私は問題が起きる直前、椿に見とれていて気づきませんでしたが、子供達は「雪玉に石を入れて投げようぜ」とか言ってたらしい。それでAが注意して、あの騒ぎに――。

 私達は次の神社を目指して車に乗った。途
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