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第1291話

Penulis: ラクオン
海人が彼女に近づき、かすれた声で言った。

「ん……俺のことだけを気にすればいい。手伝ってくれ、来依……」

紀香は清孝の病室に泊まっていた。

二人の間に布団で境界を作った。

「もし越境したら、減点するからね」

清孝は片側に横になり、頭を斜めに支えて、笑みを浮かべて彼女を見ていた。

「その減点、最後までマイナスつもりか?」

紀香「そんなことないよ。ちゃんとしたら加点する」

「そうか。それで、どれくらい加点されたら満足?」

「大体、多分、もしかして……一億点くらいかな」

清孝は彼女の生き生きとした狡猾な様子を見て、からかっていると分かった。

慈しむように、「いいよ、君の言う通りだ」

紀香は清孝のことをよく知っていて、彼の言葉を信じはしなかった。

「もう一度言っておくけど、あなたは追う側だからね。手を出したり足を出したりしないこと」

今になって言うが、さっきは本気で彼を押し退けなかった。

清孝は素直に「わかった」と答えた。

その夜、大半の人は穏やかに過ごし、和やかだった。

ただ一箇所を除いて。

寝室はまるで荒らされたかのようになっていた。

実際、二時間前に
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