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4. 「異世界ほのぼの日記2」88

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-07-08 10:31:54

-88 想定外のとんでもない事実-

 皆の酒が進む中、「暴徒の鱗」の端でとある出来事が起こった。事件の発覚のきっかけは気を利かせた光の行動だった。

 10分程前に遡るのだが、光がジョッキを片手に主役のピューアに一言聞いた。

光「何かご飯もの欲しくない?」

ピューア「そうですね、石焼ビビンパ的なやつ食べたいですね。」

 実はその数十分前から七輪を取り出してピューアを取り囲むように数人で焼き肉をし始めていたのだ、ただタレ代わりに皆豆板醤のみという変わった状態だったが皆気にしていなかった。塩だれという案もあったのだが、今日の主役の人魚はとことん激辛を貫きたいと聞かなかったらしい。

好美「作って来ましょうか、確か石焼鍋あったと思うので。」

 偶々なのだが新商品として叉焼とスープ、また醤油ダレを使った「石焼鍋チャーハン」と渚が開発した「辛辛焼きそば」をベースにした「辛辛チャーハン」を開発しようかと考えていたのでそれ用に購入しておいた石焼鍋があったのだ。

 その石焼鍋を取り出して、ご飯を・・・ん?!何?!炊飯器が空っぽだと?!

好美「えーーーーーーーーー?!嘘でしょーーーーーーーー?!」

 厨房
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    -415 神の加護- この世界においてこれまで色々な経験を積んでそれなりに名声をあげて来た巨大財閥代表取締役社長夫妻は「ステータス画面」にあった「鳳凰の加護」の文字に目の前が真っ暗になりそうになっていた、自分達が異世界にいる事を改めて実感したが正直言ってこの世界でもそうそうない稀な出来事だ。結愛(当時)「なぁ光明、俺達本当にこれを受け取ってもいいのかな。後で「この分を何かで返せ」とか言われかねないかな。」光明(当時)「十分にあり得る話だが、今は鳳凰様の御言葉を聞く事が最優先じゃないか?」 初めて授かった「神の加護」に改めて感謝する為に2人は鳳凰に向かって跪いた、ただどの様な効果があるのかは不明であるがちゃんと聞かなくても良いのだろうか。結愛(当時)「効果がどのような物であってもご加護を頂けるだけで有難い事なんだぞ。」光明(当時)「そうだぞ、あんたは受けた事あんのか?貴重な経験をしているんだぞ?」 そりゃあ元の世界(地球・日本)にずっと住む俺はずっと経験する事は無いだろうよ、それが故にどの様な物なのかが気になるってもんなんだ。結愛(当時)「全く・・・、しゃあねぇなあ・・・。鳳凰様、恐れ入りますが頂戴いたしましたご加護にどの様な効果があるのかをお教え願えませんでしょうか。」 改まった様子で目の前にいる存在を「神」として崇めだした結愛は先程とは打って変ったかのように丁寧な口調で話しかけた、ただその事は鳳凰に良い印象を与えなかった様だ。鳳凰「待てよ、どうしてそう堅苦しくなるんだよ。さっきみたいにしてくれよ。」 あの・・・、お言葉ですが流石に存在すら「伝説」と言われていた神様に対して先程の様な態度は誰だって取れませんって。鳳凰「おいおい、俺が直々にフランクに行こうって頼んでいるのにか?」 これが世に聞く「気が引ける」って奴ですよ、何となく抵抗しちゃうと言いますか・・・。鳳凰「そう言えばあんたも元に戻っちまってんじゃねぇか、どうしたってんだよ。」 いや・・・、念の為ここは結愛に合わせておこうかと思いましてね。駄目なら元に戻しますがいかが致しましょう。鳳凰「気持ち悪いから戻ってくれよ、勿論結愛もだぞ?」 本来ならかなりやり手とも言える「あの結愛」が自分に対し頭を下げて跪いているんだから「悪くない」と言うのが普通だと思うかもしれないが、やはりそこ

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    -145 別腹を通り越して- 目の前で特大の丼物を2杯食べた恋人を見て流石に次は無いだろうと思い始めていた守の目にとんでもない光景が飛び込んで来た、またお品書きを見始めたのだ。守「好美・・・、そろそろデザートか?別腹ってやつだよな・・・。」 ただ好美はずっと沈黙していた、守の言葉は全くもって耳に入っていなかった様だ。5分程の間、無言でお品書きを見ていた。よっぽどこの食事の〆について真剣になって考えているらしい、守は致し方なかったのでずっと見守る事にした。と言っても他に理由があったからなのだが。守「この・・・。」好美「ねぇ、これ良くない?」 彼氏の言葉を遮りながらお品書きを指差して

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