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6. 「あの日の僕ら2」㉔

ผู้เขียน: 佐行 院
last update วันที่เผยแพร่: 2025-11-15 07:38:06

-㉔ 先輩と後輩-

 夫婦は貝塚技巧から来た2人の客の言葉を一言も聞き逃すまいと全神経の7割以上をイヤホンを付けた右耳に集中させていた、目の前のカウンターで晩酌をしている客の言葉を聞く逃す位だ。

カウンター客「龍さん、そろそろお愛想して。龍さん?龍さん、聞いてる?」

龍太郎「ああ、悪い。注文か?」

カウンター客「頼むよ、ずっとイヤホンで何聞いている訳?」

 王麗は龍太郎が嘘が苦手だったことをつい先ほど思い出した。

龍太郎「ボートの実況を聞いててな、若松の⑫レースが荒れると思って買ったんだよ。」

カウンター客「どれどれ・・・、俺も見てみようかな。」

 まずいと思った王麗は急いで助け舟を出した、今夜若松ではレースは行われていない。

王麗「父ちゃん何言ってんだい、今日買ったのは蒲郡だろう。自分で買った舟券も忘れちまったのかい?」

龍太郎「そうだった、色々と買ったから忘れてたよ。」

王麗「忘れる位って事はあんた買い過ぎなんだよ、それで負けたらどうするつもりだい?」

 カウンターの客は携帯を取り出して蒲郡競艇のホームページをチェックした、どうやら⑫レースは1番人気で終わりそうな模様だ。

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