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6. 「あの日の僕ら2」㉟

Auteur: 佐行 院
last update Date de publication: 2025-11-22 11:10:59

-㉟ 重要参考人の死者-

 龍太郎は携帯を握る手の力を強くした、我原 悟が余りにも自己中心的な理由で自分の娘と呼んでいた好美を殺したからだ。

 今回の事件、全ての犯人は最初から工場長の我原 悟と分かってはいたが犯した罪が余りにも酷すぎる。

慎吾(電話)「あの・・・、警視総監、聞こえてますでしょうか?」

龍太郎「ああ、悪い。続けてくれ。」

慎吾(電話)「入金があった日はトラックの消失事件が起こった日と同じだったんです。」

 これも龍太郎の予想通りだった、風の噂で現場である貝塚技巧がずっと経営難に陥っている事を聞いていたからだ。

龍太郎「という事はトラックを売って作った7000万を・・・。」

慎吾(電話)「義弘の口座に入れたという事になりますね。」

 しかし、どうしてそこまでして入金をする必要があったのだろうか。

 そんな中、温めなおした油淋鶏定食を完食した結愛は1人裏庭に向かった。守が後を追うと食事を終えた社長は出てすぐの所にあるベンチに座って煙草を燻らせていた。

守「お前、煙草吸うんだな。」

結愛「守いたのかよ、迷惑になると思って人の前では吸わない様にしてたんだけどよ。」

守「分かる
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  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」310

    -310 味のベースは愛情- 若頭のまさかの行動に目を丸くする渚、どうして大量のスパイスが出て来たのかが分からないというよりどちらかと言うと・・・。渚(当時)「若、あんたいつの間にうちの台所を私物化したんだい?」若頭「ぎ・・・、ギクッ・・・!!」 正直言って隠している戸棚で大量のインスタント麺を隠し持っている渚も人の事を言えない立場だと思われるが、この場ではやはり親分の娘である渚の方が上なので若頭は何も言い返せなかった。若頭「お嬢すみません、最近スパイシーな料理にハマっていまして欲望のままにハーブやスパイスを集めて自作料理を作る事が多くなったんですよ。ただ自分の部屋に置いといて一回一回持ち歩くのも面倒になってしまったので思わずこちらの戸棚に・・・、申し訳ありません!!エンコ詰めますので許してくだせぇ!!」渚(当時)「アホかお前は、うちの友達の目の前でみっともない真似をすんじゃねぇ!!それに毎日美味い飯を作って貰っているから感謝しないといけないと思っていたからそれ位許すよ、ただうちもスパイシーな料理が好きだから偶に使うかもしれないけどその時は許してくれよ。」若頭「は・・・、はい・・・。分かりました・・・。」 表面上は渚の返答に対して了承した様に聞こえたが少し躊躇っている様に見えた、その様子からも未だに頭から離れない記憶の凄惨さが伺える。渚(当時)「それで・・・、スタミナ料理をお願いしたけどどうするつもりなんだい?」若頭「スタミナと言えばやはりスパイシーな物ってイメージがあったのでやってみようと取り出したのですが、駄目でしたかね?」渚(当時)「駄目な訳があるかい、それにあんたの料理の美味さは私が1番知っているんだから自身持ちなよ。」若頭「ありがとうございます・・・、すみません・・・。」 若頭の腰の低さがこちらに伝わってくるのは分かるが感謝したいのか謝りたいのかが分からない、ただそこにいた女子達3人は謝る必要は無いと満場一致で思っていた。真希子(当時)「若頭さんって凄く気遣いのできる優しい方なんですね、渚や親分さんが羨ましいです。」 気を遣った真希子の言葉に救われた気がした若頭、これは嫌でもやる気が出る。若頭「お嬢のお友達の方・・・、えっと・・・。」真希子(当時)「真希子です、三ツ矢真希子。」若頭「真希子さんですか、ありがとうございま

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」309

    -309 決して良くない思い出- 下っ端の組員達は渚の意味あり気な笑顔を見て涎・・・、いや固唾を飲んでキッチンを覗き込んでいた。どうやら渚本人の所業による嫌な思い出が蘇って来た様だ、組員達が顔を蒼白させながらガタガタと震えていた所にやっと症状がマシになった若頭が戻ってきた。若頭「おい、お前ら仕事サボってんな所で何をやってんだコラ。早く持ち場に戻りやがれ、でないと奥歯ガタガタ言わすぞ。」組員①「若すみません、もう十分ガタガタってなっているので勘弁して下さい。」若頭「ハァ?何訳の分からない事を言ってんだよ、ここの厨房は俺が任されているんだから中を見せやがれ・・・。」組員②「いや若、やめておいた方が身のためですぜ。」若頭「馬鹿野郎、中に誰がいるか分かって言ってんのか。こん中には今お嬢・・・、そうだった・・・。」 キッチンに渚が立っている事を思い出した若頭の脳内ではそこにいた下っ端達と同じ記憶が蘇って来た様だ、今でも鮮明に覚えているが決して良くは無かった思い出。組員①「恐れ入りますが若、いくら若と言えどあの時を忘れたとは決して言わせませんよ。」組員②「そうですよ、あの時は今ここにいる全員が三途の川を渡りかけた事を覚えていないんですか?」 若頭は壮絶な過去を決して忘れていた訳では無い、何故なら毒こそは入っていなかったが当時今では絶対あり得ないと言われる位料理がド下手だった渚の激マズ料理により本人含め全員が死にかけたからだ。確か翌朝になるまでトイレの扉がずっと施錠されていた位だった様な・・・。若頭「そうだったな、あれがあったから俺が厨房を任される様になったんだよな。本当にすまなかった、俺が何とかしてみるから許してはくれないか?頼む・・・、この通りだ。」 下っ端達に頭を下げた若頭は過去の凄惨な騒ぎを起こさぬ様にゆっくりと調理場へと入って行き、包丁片手に意気込む渚の元へと近づいた。若頭「お嬢・・・、恐れ入りますが意気揚々と何をされるおつもりです?飯なら自分が作りますが。」渚(当時)「今の今までトイレに入り浸っていた糞野郎が何言ってんだよ、先輩に「スタミナの付く料理を教えてくれ」って頼まれたからこうしてんだろうが。それにお前もそうだけど、試食係だってあそこにいっぱいいるんだから大丈夫だって。」 渚が放った「大丈夫だ」という自信は一体何を証拠に、そして何

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」308

    -308 渚(お嬢)- 若頭の事を心配するあまりどうしても厳しくしてしまう渚の表情にビクビクしながらも、先輩と真希子は必要かどうか分からない若頭の案内でキッチンへと向かった。 渚は台所へと到着するとすぐに何か使える物は無いかと探し始めた、真希子もそうだったのだが同じ部活の後輩部員として先輩の役に立ちたいと必死になっていた様だ。渚(当時)「いつも食ってるような物は若が作っているからキッチンに1番詳しいのはあいつなんだけどね、せめて冷蔵庫に使えそうなものがあったら良いんだけど・・・。」真希子(当時)「じゃあさ・・・、若頭さんに来てもらえば良いんじゃ無いの?」先輩「そうだよ、その方が探す手間が省けて私も良いと思うけどね。」 真希子が言った通り1番把握している人物に聞くのがベストな状況と思われるが渚は簡単に首を縦に振らなかった、誰にも頼らず自分達の力で作りたいという気持ちがあったのだろうか。もしもそうだとしたらなんて先輩思いな後輩なんだろうと思ってしまうが・・・。渚(当時)「先輩すみません、それが出来れば苦労しないんですけどね・・・。」 あれ?もしかして他に理由があるってのか?渚(当時)「若の奴、またトイレに行っちゃったみたいなんですよ。今日のはいつもより酷いみたいでして・・・。」 キッチンに入るまでずっと我慢していたみたいだが、渚達と合流してから段々と限界が近づいていた様だ。真希子(当時)「大変な人だね、後で何かお腹が温まる様な物でも作ってあげればいいんじゃないのかい?」渚(当時)「いつもの事さね、また自分で勝手に何かすると思うから心配しないで。一先ずアイツには「お大事に(馬鹿者)」とでも伝えておくよ。」 渚は若頭の事を笑い話に何とか変えつつも食材の捜索を再開した、そしていつも深夜にこっそり食べる用のインスタント麺を隠している戸棚を開いた。渚(当時)「う~ん・・・、ここはあんまり開けたくないんだけど・・・。」 深夜にインスタント麺を食べている場面を若頭に見られてしまっては何度も注意された記憶があるので、未だに隠し持っているという事実や隠し場所をバレたくない渚は少し小さめに開けて中身を確認した。渚(当時)「そうですねぇ・・・、先輩これなんかどうでしょうか。」 渚が戸棚から取り出したのはインスタント麺に水を加えて作るシンプルなソース味の焼き

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」307

    -307 赤江組- アイスクリームを頬張りながら3人は渚の家へと向かった、その日父は阿久津組との抗争で留守にしていて母は友人と温泉旅行へと向かっていたので家には誰もいなかった様だ。先輩「ねぇ、私達ここに来て良かったの?」 確かに父親自体は家を空けていたが留守を頼まれていた組員によって家自体に入って良いのかどうかが分からなくなっていた様だ、ただ渚の顔を見た瞬間に見張りをしていた組員達は一斉に頭を下げていた。組員達「お嬢、お勤めご苦労様で御座います!!」渚(当時)「学校から帰って来ただけななのにいい加減にしろ、いつになったらその「お嬢」をやめてくれるんだよ。」組員「何を仰います、我々にとってお嬢はいつまでもお嬢です!!」渚(当時)「もう・・・、それで「アイツ」は何処だよ。家にいるんだろ?」 渚の言う「アイツ」とは赤江組の若頭の事だった、若頭はかつてより両親から渚の世話係を頼まれていたので渚とは両親より長い付き合いとなっていた。組員「ご安心ください、若頭ならお手洗いに行っているだけですのですぐにお会いできると思いますよ。」渚(当時)「言っておくが「・・・だと思う」という言葉は根拠もなく言って良い言葉じゃないんだ、早く玄関前に出て来いって言うんだ。私の友人達を待たせるつもりかい?」組員「何と、それは大変だ。すぐに若頭を捜して来るのでもう少々だけお待ち下さい。」 渚の父親、つまり赤江組の組長から渚の友人は自分の友人と同様だから丁重にもてなす様にと教えられている組員達は少しでも機嫌を損ねてはいけないと必死に若頭を捜していた。 一方その頃、その若頭は毎日の様に悩まされている下痢により化粧室に入り浸っていた。確かおおよそ20分程だった様な・・・、違ったか?若頭「お・・・、お嬢が帰って来たってか・・・?」組員「は・・・、はい・・・。恐れ入りますが時計をご確認して頂ければ助かるのですが。」 組員に言われた通り腕時計を確認する若頭、時刻は渚がいつも家に帰って来る17時前を指していた。若頭「ま・・・、まずい・・・。お嬢を御迎えしなければ・・・!!」 腹の痛みを我慢しながらお手洗いを後にした若頭は急ぎ玄関先へと向かったがそこに渚達はもういなかった、若頭は顔を蒼白させていた。一方その頃・・・。渚(当時)「おい!!若は何処だ、台所の準備を手伝って貰わないと

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」306

    -306 女の子ですから- ゆっくりとフルーツパーラーの限定パフェを堪能した3人は自転車に跨り各々の帰路に着いた・・・、と思われたのだがどう考えても家が反対方向にある先輩が渚と真希子について来ていた。渚(当時)「せ・・・、先輩!!先輩の家はあっちでしょ、何を考えているんですか!!」先輩「あれ、忘れちまったの?今夜辺りから「両親がいないから困っている」って。」 先輩の様子から見るとどう考えても「困っている」というより「自由を得ている」と言う言葉の方が合っているように思えて仕方が無い、ただ先程の「相談」を聞いてしまっているのでよく考えてみればそのまま帰る訳にもいかない。先輩「今夜簡単に作れる物を教えてくれるんじゃ無かったの?ちょっと待ってよ!!」真希子(当時)「私達、まだ「ハイ」と言った訳じゃ無いじゃないですか!!他を当たって下さいよ!!」先輩「あんた達が頼りなの、私じゃなくても皆2人の噂を知っているんだからね!!」 これは数日前の話、家庭科の授業の一環として行われた調理実習で本来ならマカロニグラタン1品の予定だったのだが担当教員の知らぬ間に4品も作っていたと全校生徒に噂が回っていたとの事。真希子(当時)「あ・・・、あれはグラタンを焼いていた間暇だったからついでに作っただけなんです!!大したことではありません!!」渚(当時)「それに・・・、同じ班の子に使った道具の洗浄を押し付けたって先生に怒られたんですから特に良い話でもありません!!」 その場から逃げる為の言い訳に聞こえるが2人が言っていた事は真実だった、確かにメインのグラタンが焼ける間に他の料理を沢山作っていたので担当教員も他の生徒と一緒に目を丸くしていたのだが調理道具をひたすら洗っている生徒の姿を目にしたので冷静に考えなおして2人を注意したそうだ。渚(当時)「作ったのは良いんですけど給食のナポリタンがちょっとしか入らなくなってしまったので良い結果にならなかったんです!!」真希子(当時)「い・・・、いや・・・、それ私だけじゃ無いの!!あんたはガッツリ食べてたでしょ!!」 話の流れでは2人の自業自得という言葉がピッタリと思われる、ただ渚の「ちょっと」という言葉は真希子が頬張った「専用の器3杯分」でも意味を成すというのだろうか。先輩「「凄い」の一言しか出ない噂じゃん、お願いだから私の頼みを

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」305

    -305 売れ筋商品の逸話- 結愛がこれから夜勤へと入る事になった母のシフトについて『念話』で改めて確認を行っている中、好美には「暴徒の鱗」の関係者になってからずっと気になっていた事があった。好美「そう言えば渚さん、今頃になって聞きますけど「特製・辛辛焼きそば」ってどの様にして出来たんですか?やっぱり光さん関係だとかですか?」渚「確かにそうだね、元々は自分用に作った料理をおねだりしてきた光に与えたのが始まりだったんだけど実はそれより前の逸話があるんだよ。」好美「逸話・・・、ですか?」 本当にインスタントの焼きそばに辛い食べ物を色々と追加しただけという見た目通りの「手抜き料理(だと言うのに店では結構売れ筋商品になっている)」にどう言った逸話があるというのだろうか、逆に興味が湧いて来た気がする。渚「あれは私や真希子が中学生だった頃の話だよ・・・。」 女性に年齢を問うのは失礼にあたる(と最低でも作者個人は思っている)ので何年前かは明かさないが話は走り屋達が中学生になってまだ1年も経っていない頃に遡る、当時同じ部活に入っていた2人は放課後の練習を終えて片づけを終わらせようとしていた。渚(当時)「そろそろ終わりかな、真希子の方は終わりそう?」真希子(当時)「もうちょっとで終わるから待っててくれる?」渚(当時)「別に良いけど早くしないと限定パフェが無くなっちゃうよ、あれ凄く人気なんだから。」 運動部に所属している中学生と言ってもやはり2人共女子、やはり甘い物には目が無い。真希子(当時)「お待たせ、早く食べに行こう。」渚(当時)「調子良いんだから、誰を待っていたって言わせるのさ。」 急いで自転車へと跨り学校から少し離れたフルーツパーラーへと急ぐ、どうか生活指導の先生に見つかりません様にと願っていた2人を意外な人物が呼び止めた。声「赤江(渚)!!三ツ矢(真希子)!!2人で仲良く何処行こうとしてんの?」2人(当時)「先輩、申し訳ないんですけど私達急いでまして・・・。」先輩「あれでしょ、「限定パフェ」食べに行こうとしているでしょ。あれいつ行っても無くなっている事が多いから焦っちゃうのよね。」渚(当時)「そうなんです、だからお話なら別の日に・・・!!」先輩「あれ実は同行人数が多ければ多い程食べれる確率が高くなるの、折角だから私もついて行こうかな。ど

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   4. 「異世界ほのぼの日記2」75

    -75 吸血鬼の失敗- ダンラルタ王国にあるサービスエリアで女子高生達が屋台での買い食いを楽しんでいた同刻、ネフェテルサ王国の街はずれにあるレストランの調理場の端っこでオーナーシェフである吸血鬼(ヴァンパイア)のナルリス・グラム・ダルランは・・・、悪戯に失敗して落胆していた!!ナルリス「どうしよう・・・、やらかしてしまったぁぁぁぁぁぁぁ!!」 実は先日、嫁の光に「少し変わっていてビールに合う豚肉料理を考えて欲しい」と頼まれて仕掛けておいたあの「豚ロースの生姜焼き風豚キムチ」をガルナスとメラの弁当に入れる予定だった「少し生姜多めの生姜焼き」と間違えて入れてしまったのだ。 2人共生姜味が

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   4. 「異世界ほのぼの日記2」73

    -73 悪戯味の弁当- 各々の弁当にはメモ用紙が1枚同封されていた、どうやらお品書きの様だ。しかし料理の内容が詳しく書かれているか正直言って微妙なのだが。「1段目-2人の「好き」を合わせてみました-」 ・自家製ハンバーグのオムレツ ・お気に入りの詰まったコロッケサンド etc・・・「2段目-お楽しみメニュー-」 2段目に関しては料理名も書いていない、どういうつもりなのだろうか。「お楽しみ」と書いているのが正直怪しいのだが、ただその時ガルナスは父親が悪戯好きだった事をすっかり忘れてしまっていた。メラ「取り敢えず食べてみよう。」ガルナス「そ・・・、そうだね・・・。」 デミグラス

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   4. 「異世界ほのぼの日記2」72

    -72 シェフの悪戯心- 弁当の内容を考えながら相も変わらず顔をニヤつかせていたナルリスにはとある思惑があった、1人楽しそうにしているオーナーシェフは悪戯好きで弁当を食べた娘達が驚く顔を想像すると最高の気分だった。 早速魔力保冷庫を確認したが、必要とされる食材が見当たらなかったのでとある所に連絡して夕方に取りに行く事にした。 因みに悪戯の為に弁当箱もこちらで用意すると伝えてある。 夕方、ナルリスは連絡した場所に食材を買いに行き、やっとのこさで弁当作りへの前日準備を終えた。ナルリス「おっと・・・、弁当箱を忘れていたぜ。」 今回は広めの2段重ねにする様だ、サンドイッチを入れる時点で深

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   4. 「異世界ほのぼの日記2」71

    -71 シェフへの要望- 店の魔力保冷庫に食材を確認して使えそうな食材を一通りメモしたナルリスは改めて女子高生達の前に現れた、戻って来た吸血鬼はシェフの証であるコック帽を被り少し雰囲気を出している。ナルリス「お客様方いらっしゃいませ、お弁当の中身のご希望はございますか?」メラ「えっ・・・、私達ですか?」ナルリス「勿論でございます、可能な限りご希望にお応えさせていただきます。」 憧れの人に「お客様」と呼ばれ緊張する人魚、本人は店の料理を食べた事が無いので少し申し訳なくも思っていた。 中々希望を言い出せない妹の背中を姉がそっと押した。ピューア「ほら、折角の機会なんだから言ってみなさ

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