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第6話

ผู้เขียน: satomi
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-26 19:00:03

莉子、本気の司を見る

 1カ月後道場にて

「莉子、足の具合はどうだ?」

「こんな感じで、もう腫れてないよー」

「どれ?」腫れてた部位を軽く押した。壊さないように。無反応。

「親父!莉子の足の具合どう見る?」

「お前、触診したんだろ?自信ないのか?」

「ない。俺は力加減がわからないから握力で骨を砕いてしまうかもしれないし…」

「ありうるところが嫌だな」

「俺が触診してもいいか?司?莉子さん?」

「お願いします」

「師匠なら信頼できます」

――親父は信用ならんが

「まぁ、完治だね。ただし、同じ攻撃は食らわない方がいいな今は。と言うことを踏まえ、組手。司と莉子さん」

――どうしよう?

「莉子、Tシャツだよな?」

「うん?」

「胸に俺の手当たるけどいいのか?」また莉子は赤面した。

「俺、目隠しするか?」

「感触はあるでしょ?それにハンデってなんか余裕ですーって感じ」

――余裕なんだもん

「始め」

 開始直後、莉子の目の前を上段回し蹴りでかすめた。

「一本、そこまで」

「ふぅ、莉子を傷つけないで勝ちにいくの難し~‼」

「よし。司、俺と組手だ。莉子さん見てて。こいつが本気で空手やるとこ」

「俺審判な」

――親父、セルフ審判ズルい

「じゃ、始め」

 道場の空気が変わった。攻撃と防御のくり返しで勝負がつかない。どっちにも莉子にはスキが見えなかった。

「あ、莉子さん」と親父呟く。その一瞬司にスキが生まれて、勝負はついた。

「師匠、卑怯です」莉子が言う。

「あれは作戦だよ」物は言いようってやつだな。

「莉子、どうだった?」

「なんか、すごかった。司、やっぱり強いんだね。私、司の弱点なのかなぁ?」

「ほれ見ろ!親父があんな手を使うから莉子がネガティブになったじゃねーか!」

「お前が守るんだろ?」

――返す言葉もありません

莉子@早坂家の夜

「莉子さんうちに泊まっていくか?」親父が問う。楽しそうだ。

「泊まっていく理由がありませんから、今日は帰ります」

「理由があればいいんだな?」

「マナー!今日は料理作り過ぎたよなぁ?」

「よくわかったわね。流石だわ」

「できたぞ、理由。夕飯作り過ぎたんだ。泊まっていけ」

――親父、地味に俺と莉子のこと気づいてる?

 楽しそうに、息子で遊ぶのはやめてほしい。

 当たり前のように莉子は俺の部屋に泊まっていくことになった。

「莉子…声を殺して」

 司は部屋の戸を開けた。聞き耳をたてる親父・おふくろ・ルリ。

「はぁ、おふくろはもうすぐ臨月だろ?無理するなよ。親父は無理させるなよ。ルリ、お前はさっさと寝ろ‼」

「悪い。あと2回くらい来る。気配を感じる。親父は気配を消せるおふくろは今は無理だな。ルリはダダ洩れ状態だ」

 俺の予想通り2回は確実に来た。

「せっかく莉子と二人っきりの夜だってのに…」とブツブツ言ってたら、莉子の方から俺に抱きついてきた。

「ガマンは体に悪いよ?それに私だって我慢してるんだよ?」うおぉ!可愛すぎる‼

 結局、俺は朝まで莉子を抱き続けた。体力あるし。

家族が盗み聞き

 ん?早朝トレーニング。珍しいな親父が起こしに来ないとか。

「おはよう、司!昨日から今朝までお楽しみご苦労。労って起こしに行かなかったんだが…」

 親父がソロでICレコーダーに録音したという話だ。

「その録音、消去しろ!クソ親父ー‼」

「どこにそのICレコーダーあるんだよ?」

「おはようございます。師匠‼司。」

「ちょっといいか?莉子、親父が昨日の夜から今朝まで部屋の中をICレコーダーで録音していたって話だ」

 莉子赤面。

「そこで、俺は思うんだがICレコーダーはまだあの部屋にあるんじゃないかと」

「私はそれを探せばいいの?」

「話が早い。ところで、体は大丈夫か?俺、調子に乗ってたから…」

「大丈夫よ。それより、そのICレコーダーを探す!」

「頼んだ」

 ええと、部屋中の音を録音できて隠せそうなところ…。結構ある。っていうかこの作業、司の部屋を探しまくるのと同義だってわかってるのかなぁ?

 音を正確に取るには…遮蔽物がないほうがいいわね。私なら、そうね。本棚の上とかかしら?BINGO!

 すぐ見つかった。自分でちょっと聞いてみた。うわっこれ、恥ずかしい。

 司のところに戻った。

「あった」

「それで?」

「私のカバンの中に確保しておいた」

「まぁ、大丈夫だろう。トレーニング後速攻で音消そう!」

「好奇心で私もちょっと音聞いてみた。…めっちゃ恥ずかしかったんだけど。私あんなのだったの?」

「そうだよ。可愛かったよ」莉子赤面。

「と…とにかく、あれは消去しなきゃ!」

「学校であれが公開されたらもう泣きそう‼」

――そこまで言うか。俺泣きそう…。

 莉子のカバンの中にICレコーダーはあった。

「消去するデータ選ぶから、俺は聞くぞ。何より昨日は莉子可愛かったし♪」

 司は聞いてみた。国会中継?

「甘いな、若造。すでにICレコーダーはマナが持っている」

 親父…。

「ではマナさんに交渉してみます」

「おはようございます、マナさん。あの、ICレコーダーを渡してください」

「ゴメーン、ルリが今は持ってる」

「おはようございます、ルリさん。ICレコーダーを渡してください」

「もう用ないしいいよー」とアッサリ戻ってきた。

 そもそもICレコーダー、あの3人が盗み聞く代わりだったから役目は果たしたってことか?ってことは…録音した音を聞きました。ということだな?

「莉子…ICレコーダーの音、あの3人には聞かれてる…」莉子赤面。まぁ、自分の声が恥ずかしいというくらいだからなぁ。

「うちの中だけで済んでOKと思えばいいんでないか?」とフォローしてみたが、

「よくない‼」と言われてしまった。でも、莉子の声なんだけどなぁ。俺にはあの声好きなんだけど。って言ったら怒られるだろうな。

「なぁ、莉子。本当に体は大丈夫か?俺は体力あるからって調子に乗って、喜びをぶつけ過ぎた。もっとセーブすればよかったな」

「大丈夫。私だって体力あるんだから!…セーブとか言わないでよ」莉子赤面。

「俺、幸せ。早く大学卒業したいなぁ」

 翌週も莉子は道場に来た。莉子の足は完治した。俺は一安心。

「マナー!今日の夕飯も作り過ぎてるよな?」

「あ、そうなのよ!」

「というわけで、莉子さんお泊り決定ー!」

――親父楽しそうだな…

 俺と莉子も新婚みたいなもんだから嬉しいんだけど。まずは…俺の部屋を確認しICレコーダーを探すことから始めないとなー。

「莉子ー。非常識な家族でゴメン!録音とか盗み聞きとかさ」

「それで司を嫌いになったりしないから、大丈夫よ」

 ふっ、甘いな。息子よ。すでにICレコーダーで聞こえている…。いや今度は無線を作った。ルリ作だ!ルリは理系だからなぁ。こういうの得意な。小型の集音器を枕元にセットさせてもらってるぞ。

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