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第7話

ผู้เขียน: satomi
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-26 19:01:06

莉子の異変

 そんな生活をしていると莉子に異変が起きた。

「司。ちょっと205号室にいい?」

 あ、莉子が私物化してる教室ね。

「んあぁ、いいけどなんだ?」俺は内心ドキドキだ。何かしたか?莉子が嫌がること。何だ?わからん??

「あのね…あの…妊娠してるかもなの」

「へぇ誰が?」

「私」莉子赤面。

――マジかよ?予想外だ。避妊はしてた。えぇ?何で?

「もしそうなら責任はキッチリとるけど。ってもともと婚約者だけどさ。調べた?」

「病院?」

「ドラッグストアとかで売ってる妊娠検査薬だよ」莉子は世間知らずだな…。

「調べてない」

「親には言ってる?」

「司にだけ」

――うーん、どうしたもんか?

「まずは妊娠検査薬で検査だな。買わなきゃだけど、俺が買うのも莉子が買うのもマズいだろ?鏡月にバレたくなかったから、まずは俺に言ったのか?」

「司が父親って思ったから」

「それは合ってる。うちの両親にバレルのまずいか?おふくろか親父に買ってきてもらうのがいいと思ったんだけど?」

「そうね、司の両親なら大丈夫」

 その日、家族会議をうちで開き親父もおふくろも大喜び。

「孫だぜ?これは男のロマンだな」おふくろ、臨月じゃないのか?

「で、妊娠検査薬を買ってきてほしいんだけど」

「鏡月の一族は堅そーだもんな。OK。俺が行くよ。臨月のマナが行っても不審だろ?」

 親父はそう言い、何種類か妊娠検査薬を買ってきた。

「ほい、莉子さん。使い方書いてあるから読んで、調べて~♪」

 結果は悉く陰性。親父凹む。

「まだ大学あるしね!司‼」

「なーんで妊娠なんて思ったんだ?」

「…生理がなかなか来なくて。最近だるいし、食欲ないし」

「あらあら、莉子さん大変ね。最近だるいは司君のせいよ、きっと。ほら、夜に二人でいちゃついてたから~その疲れでだるかったんじゃない?食欲がないのは気のせいよ。うちでみんなで食べる時はよく食べてたもの」

 俺のせいだったのか…結局。自重しないとな。大学を卒業まではあとちょっとだし。

莉子@早坂家の夜

「で、遅くなったから莉子さん泊ってくな?」

「そうします。お邪魔します」

 大学卒業まであと2か月くらいか。それまでの辛抱だな。

「莉子?どうしようか?卒業するまで全面莉子を抱かない。あと2か月。だって、鏡月での莉子の立場があるんだろ?それを壊すことになるのは嫌だ。俺は莉子が大事だ。壊したくない」

「添い寝になるけど、大丈夫?体。」

「2か月だろ?なんとかなるだろ?」

 こうして俺の禁欲生活が始まった。莉子と添い寝…。ゴーモンだ。親父、莉子はうちに泊めてはいけません‼

 なんと、俺に弟ができた。名前は剛。流石にまだトレーニングはないが、1歳半くらいから空手漬けになるんだ。俺はそうだった…。それにしても、20以上年下の弟…。兄弟はまだ増えそうだし。

「莉子ー。剛が退院したけど、見に来る?」

「行きたい‼」莉子は一人っ子だし、子供が好きだ。

 おふくろはさりげなーく莉子におむつ交換の方法とかミルクのあげ方とかを教えて、孫に備えている。

――大学卒業まではな…

 莉子、本当は子供欲しかったのかなぁとか思ったりもする。俺は俺の欲としてもっと莉子とイチャイチャしたいーって思ってたんだけどなぁ。

「莉子。前に妊娠したかもってときあっただろ?その時本当は子供欲しかった?」

「家のしがらみとかなければね。でも実際はしがらみだらけ。もし妊娠してたら、この婚約話無くなってるわよ?子どもは堕ろさせられる。だからいいのよ。今の状態で」

 俺はたまらず莉子に抱きついた。

「俺が知らないことまで一人で背負ってたんだな。俺はあのまま責任取ればいいと思ってた。それだけじゃ済まないんだな。ゴメンな、一人で」

「もう済んだことよ」と莉子はちょっと寂しそうに微笑んだ。

――なんだかやるせないよなぁ。早く大学卒業したい

大学卒業までまだちょっと

大学の卒論発表の日

「とにかく、発表して単位がもらえればいい。賞とかを欲しているわけではないんだから!」

 俺はスーツ姿で大学に行った。

 スーツ…市販のはサイズが合わなくて、オートクチュールになったから1着でかなり高い。首は太いし、肩幅あるし、そこらに筋肉ついてるからまったく市販のでは対応できなかった。

「莉子!んー?なんかいつもと違う感じ。あっ、化粧!いつもと違うね!唇とか色っぽい」莉子赤面。

「そういう司のスーツ姿久しぶりー」

「それがさー。市販のスーツだとサイズ合わなくて、これオートクチュールなんだよー。高くついた」

 と、つい愚痴を漏らしてしまった。

「論文発表する場所バラバラだけど、頑張ろうな!」

 発表後

「なんか疲れた…親父と組手よりも疲れる…」

「莉子!どうだった?なんか賞もらったけど…鏡月の力かな?私の力じゃないよ」

「うちでパーティーするんだけど、来る?」

「お邪魔しようかな?鏡月の方でもパーティーの話あったんだけど、司のうちの方にする!」

「いいの?」

「いいの!」

――なんかあったのかなぁ?

 早坂家

「莉子さん、受賞おめでとー!」

「見て?剛、最近拍手できるようになったのよ?」

「ありがとう、剛君」

「ねぇ?俺は?」

「莉子さん、今日のメイクきれいねー」

「自分じゃできないです」

「でも道具はある?」

「今持ってます」

「それじゃ、化粧直ししましょ!」

 おふくろが強引に莉子を連れて行った。

「親父、剛も空手やらせるのか?」

「当然だ。少なくとも黒帯は持っててもらう。お前は師範代まで登り詰めろ!」

「莉子ばっかりおめでとー言って。俺だって卒論発表したのに…」

「すねるなよ、ガキかよ」

「あれ?ルリは?」

「お泊まりデート♪」

「いいのかよ。親父。イメージ的に『うちの娘はやらん』なんだけど?」

「うちに莉子さんが来てくれればいいもーん!」

「できたわよ。ほら、恥ずかしがってないで。莉子さん完成形ー!」

 おふくろ、美魔女と言われるだけのことはあって、メイクもうまい。莉子が大学にいる時よりもキラキラしてる。

「ほーら、司君なんて見惚れて言葉も出てないわよ?」

「司!一言言わんかー」

「ああ、うん。いや、あの、すごくきれいになっててビックリした」

「「普段汚いみたいじゃない?」」親父&おふくろからの攻撃。

「いつもと違うから驚いて言葉が出ない。いつも美人だよ。それは確かなんだけど」

「今日は司の部屋が役に立つかな?あと数日で卒業だし」

――親父、煽るなよ。自分との闘いなんだから

「司、大丈夫だよ。お風呂いただいたらメイク落とすから」

 そういうことじゃないんだよなぁ。キラキラしてたという事実が残るんだよなぁ。

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