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第5話

مؤلف: satomi
last update تاريخ النشر: 2026-06-26 18:59:19

莉子@早坂家

 そして、親父・おふくろ・ルリ・俺に加えて今日は莉子の5人の夕飯となった。

 莉子は初めて見る親父とおふくろのバカップル全開に赤面が止まらない。それを見た俺は笑いが止まらない。

楽しい食卓となった。ルリはいつもマイペースでクールだ。

「莉子さんは司の部屋でいいよな」危うく聞き流すところだった。

「きちんと客室を用意しましょう」と俺が言うと、

「「「えーっ?婚約者同士だからいいじゃん」」」と家族からの攻撃。莉子赤面。

 はぁ、仕方ない。話も聞きたいし。

 とりあえず、莉子を俺の部屋に運んだ。

「俺はそこらへんに転がって寝るから、ベッドは莉子が使え。足、安静にしなきゃなんないしな。で、病院をあんなに拒否った理由は?」

「バカにしないでよ?病院ってどうでもいいところをベタベタ触るでしょ?」

――莉子にだけだと思う

「そういうのが嫌なのよ」

「うーん、莉子だから触るんだろうね。中年のおばさんにはそんなことしないだろうね。セクハラかな?でも医療知識がないと治療かもしれないって受け入れちゃうんだよね。俺も一緒に病院行こうか?俺がいたらSPみたいなことはできる。少なくともベタベタは触らせない。俺がケガさせたんだから、どの程度かもわかるし、柔道整復師みたいに神経とか筋肉の名前もわかる」

「頼っちゃっていい?」そう莉子に上目遣いで頼まれると、理性が崩れそうになる。

「そりゃもちろん。明日な」

「明日?」

「そういうのは早い方がいいから明日の朝一で整形外科だ」

「わかった。一緒に来てね。診察室の中まで」

「わかったよ。おやすみ」

「ありがとう。おやすみ」

――俺、二日連続徹夜は嫌だ。マジで拷問だ…。

莉子@早坂家の朝

 翌朝     

「おい、起きろ。司、トレーニング」

――あ、そんな時間か

「お前はなーんもしなかったんだな。紳士ぶりやがって」

 そんな会話中も瓦は俺目がけて飛んでくる。

――こういうのは気兼ねなく蹴れるんだよなぁ

「あ、莉子さんまで早朝トレーニング?」

「足が治るまで止めとけって。悪化するのが俺は怖い」

「司も怖いものあったんだ」クスクスと笑っている。

「あ、危ない!」瓦が莉子の方に飛んできた。俺は莉子をカバーしながら、瓦を割った。

「親父!しっかり投げろよ!」

「悪い!手が滑った。いやぁマナの寝起きが可愛くて…」

――くそバカップルが!

朝食

「司、ルリを起こしてこい」

「ルリさんは全く空手をしないんですか?」

「まあなあ。少しはやらせた方が良かったと後悔」

「朝食も5人ね」

「今日は莉子を病院に連れて行く」と俺が宣言した。親父が莉子の家に連絡を入れようとしたが、止めた。

莉子、病院へ行く

 整形外科病院

「そう言えば、保険証とかは?」

「家にあるけど、この際10割負担でもいいわ」そう莉子は言い切った。

「問診表に書くところあるね。打ち身だね。俺が打った…」

「それはもういいから」

「鏡月莉子さん」

「呼ばれるの意外と早かったな。朝一で来てよかった」

「打ち身だそうですが、どこを?」

 莉子が包帯を解く。

――やっぱりまだ腫れてるなぁ

「どうしたんですか?」

「空手の組手でちょっとやりました」

「後ろの彼は?」

「そのケガをつくった張本人です。俺が彼女の足を傷つけました。責任をもって見守ります」

「とりあえず、レントゲン撮ろうか?」

 レントゲン室

「ここは一人でいってらっしゃい。ただし変態がいたら大声で知らせて」

 左足の外側の写真を何枚か取った。

 再び診察室

「いつまで彼はついて回るの?」

「ケガが治るまででしょう?当然です!」

レントゲン写真を見た。

「あー、骨にヒビが見られるね?」

「どこですか?」俺が聞く。俺にはどこにもヒビが見当たらない。

「前の患者のと勘違いかな?骨には異常ナシ。と」

「筋肉には?筋とか。あと、神経」

「これから触診するよ」

 膝より上を触ろうとした時、

「先生、彼女のケガの部位と膝から上の筋肉の関係ってどうなってるんですか?俺は膝までしか筋肉つながってないと思うんですけど」

「私も今腫れている部位が治ればいいので、それ以上は求めません」

「それじゃあ、塗り薬出すよ。あとは安静にして」

「塗り薬は腫れているところだけに塗ればいいんですか?」

「ああ」

「「失礼しました」」

「全くこれじゃ、うちの塗り薬で十分じゃないか!まぁ、骨に異常がないってわかって一安心だけど」

「本当に心配性なんだから、司は。でも今日はありがとう。いっぱい助かった。これからもたびたび道場に顔出すけどいい」だから、上目遣いで莉子に頼まれるとなぁ。身長差もあるけど。

「足、ちゃんと治すこと!道場にきても治ってなかったら何もできないぞ」莉子が凹む。

「んー。凹むな。足の治療はできるからな!」

――責任が重くのしかかる。足は俺のせいなんだよな…

 メールにて「なんか本当に足、ゴメンな」

 返信「まだ言うの?」

 返信「治るまで、かなぁ?」

 返信「あの…お姫様抱っこ。初めてだったんだよ」

 返信「そうなんだ」

 返信「男性でも軽々と女性を持ち上げる人少ないからいないの」

 返信「へぇ、莉子は軽いじゃん」

 返信「司が力持ちなの!毎日トレーニングでしょ?」

 返信「そうだけどさぁ」

 返信「今日はありがとうね。おかげでセクハラされなかった」

 返信「あの医者、2・3回セクハラしかけてるからな」

 返信「なんかちょっと怒ってる?」

 返信「当然」

 返信「明日、また二人だけで話したいことあるんだけどいいかな?」

 返信「いいよ、もちろん。スマホを鳴らすなりして連絡して」

男の夢

 翌日の大学にて、

「司!おはよう」

「おはよう、莉子。しっかし莉子の周りは男祭だなぁ」

「で、二人だけで話したいって?」

「こんなに人がいたら無理ー」走り出しそうだったので、俺は慌ててお姫様抱っこした。

「行き先は?」

「205号室まで」

「了解しました。莉子はすーぐ顔赤くなって可愛いなぁ」

「ほい着いた。いつ話す?」

「実は、これからよ。205号室のカギは私が持ってるの」

――私物化…

「道場じゃ無理でしょ?師匠はすぐ盗み聞くから」

 205号室にて

「昨日のメールで言おうかと思ったけど、やっぱこういうのは口で伝えた方がいいかと思って…」

――なんだよ、期待させるなぁ

「足は大丈夫か?薬は足りてるか?」

「本当、司は心配性だなぁ」クスクス笑われた。

「でも、ちょっとの間だけど一緒に過ごしてみてちゃんと私も司の事好きになったよ。司が急にいなくなったら嫌だよ?」

「マジで?俺の事好きって言ってくれるの?どうしよう、俺すごい嬉しい!ここの鍵は莉子だけが持ってるのか?」

「何を企んでるの?」

「男の夢」

――マジで生きててよかったー

「事務室に合いカギあったりしない?」

「しないけど…」

「そんじゃあ」

 と念願叶って俺は莉子を抱いた。

「男の夢?」と言って莉子は笑う。

「俺がどれだけガマンをしてここまできたか!」莉子は赤面しっぱなし。

――婚約者同士だしいいよな?

「足は大丈夫か?負担にならなかったか?」

「大丈夫だってば。うーんやっぱりこのカラダがいい感じ」

「莉子…。淫乱に聞こえるからそういう発言は控えましょう」

「だって~」と言いながら、莉子は俺にキスをした。

 正式に結婚できるまではこんな感じだなぁ。と俺は思った。とはいえもう1年切ってるし、なんとかなる!

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