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第15話

Auteur: YEER
ペンを置き、彼を一発殴りたい衝動をなんとか抑え込む。

「つまり……私が悪いって言いたいの?」

私は深く息を吸い、皮肉を込めて言葉を継ぐ。

「安藤さんとお似合いじゃない。帰国して、彼女と幸せに暮らせばいいよ……それとも、自分がクズだって認めるのが、そんなに難しいの?」

晴樹が勢いよく顔を上げ、声を張り上げた。

「違う!僕は自分の間違いにちゃんと気づいた、もう二度と同じことは繰り返さないって誓うよ!

絵莉は言ってたよね。『間違えた人間は、罰を受けるべきだ』って。僕はその言葉を受け止めた。だから毎日、夜明け前から君の家の前で待ってた。月が昇っても、雨の日も、風の日も……でも君は、嵐の日でも僕を家に入れてくれなかった。

僕は……もう全部さらけ出したんだよ」

「それが愛だと思ってるの?」

私は机の上の本をつかみ、彼の顔に向かって勢いよく投げつけた。鈍い音がして、本の角が彼の額を切った。血がゆっくりと額から流れ出す。

「……晴樹、あなただってわかってるでしょう?これは愛じゃないって。あなたはただ、安っぽい愛をくれる私を失いそうになって、怖くなっただけよ」

私の言葉に、彼の目か
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