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第13話

Auteur: ルルル
璃羽は気まずそうに自分の髪をいじった。今の言葉が自分の思い込みだったらどうしようと恐れたのだ。

蒼蓮から長い間冷遇され、一切信じてもらえなかったせいで、璃羽はすっかり自信を失っていた。

短期間で男性の心を動かすほどの魅力が自分にあるとは思えなかったが、だからといってこれ以上誤解を長引かせるのも怖かった。

璃羽はどんどんうつむき加減になり、後悔の念から今すぐこの場を逃げ出したくなった。

亜昂から冷ややかな言葉を返されるのが、何よりも恐ろしかったのだ。

璃羽はいっそ目を閉じ、背を向けて立ち去ろうとした。

その時、亜昂が突然璃羽の手を掴んだ。

「行かないで……ごめん」

亜昂は手を離すと、すぐさま口を開いた。「僕が璃羽さんに惹かれているのは事実だよ。君は、本当に素敵な人だから。自分の気持ちを抑えきれなくて、少し取り乱してしまったね」

亜昂は少し照れくさそうに、頬をぽっと赤らめた。

「大丈夫、負担に思わないで。僕は待つから」

亜昂がそう言い終えると、二人の間にふっと沈黙が流れた。

長い間の後、時間が遅くなっていることに気づいた亜昂は、着ていたシャツを脱いで璃羽の肩に羽織ら
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