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第1085話

작가: 栄子
真奈美は正式な出演者ではなかったが、浩平はそれでも彼女に花束を用意した。

「新井さん、お疲れさま」浩平は花束を渡しながら、言った。「映画が公開されたら、あなたの絵もきっと有名になるよ。才能にあふれているんだから、ぜひ続けてね」

その言葉に真奈美は感動を抑えきれず、花束を受け取ると、微笑んだ。「我妻監督、この機会をくれたこと、本当に感謝しないと。35歳にして、こんなにドラマチックな転機が来るとは思ってもみなかった」

利益優先のビジネスマンから芸術家への転身は大きな変化だった。浩平に出会わなければ、こんなにも早く自分の絵を世に出す勇気は持てなかっただろう。

だから、真奈美にとって、浩平は夢を実現させたきっかけを作ってくれた存在ともいえるのだ。だから、彼が自分より5歳も年下であるにもかかわらず、真奈美は浩平をとても尊敬していた。

「いつ出発するんだ?」浩平は尋ねた。

「もう少しZ市を観光したいの」真奈美は言った。「前回はあまり見て回れなかったので、今回はその埋め合わせをしたいと思って」

浩平は頷いた。「ああ、Z市の景色は素晴らしいから、もっと見て回る価値はあるよ」

真奈美は頷
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