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第1172話

Penulis: 栄子
一方で、浩平が階下に降りてきたとき、蛍はちょうど出かけようとしていた。

浩平がこんなに早く降りてきたのを見て、彼女はすぐに駆け寄り、「浩平さん、詩乃さんはもう寝た?」と尋ねた。

「いや、まだだよ」浩平はキッチンの入り口まで行くと、食器を洗っていた花梨に言った。「とりあえず、経口補水液を用意してもらえないか」

花梨はすぐに答えた。「はい、すぐにお持ちします」

そして、浩平はくるりと向きを変え、リビングへ向かった。

彼はソファに座ると、スマホを取り出してラインを開き、詩乃の産婦人科の医師とのトーク画面にメッセージを打ち込み始めた。

蛍は浩平のそばに立ち、彼のスマホを覗き込むと、入力中のメッセージが目に入った。

片や、医師に相談のメッセージを送っていた浩平はそれに気が付くことはなかった。

ほどなくして、花梨がキッチンから出てきて言った。「旦那様、経口補水液をお持ちしました」

その声を聞いて、浩平はスマホを閉じると立ち上がり、花梨の方へ歩み寄った。

「ありがとう」浩平は花梨からカップを受け取ると言った。「あとで消化にいい物も作っておいてくれるかな。詩乃の調子が良くなったら、
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  • 碓氷先生、奥様はもう戻らないと   第1598話

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  • 碓氷先生、奥様はもう戻らないと   第1593話

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