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第183話

Author: 栄子
「結婚式の招待状?」輝は身を乗り出して見て、「マジかよ、碓氷さんと桜井さんの!誰から送られてきたんだ?桜井さんからか?頭おかしいんじゃねえの?」と言った。

綾は冷ややかに唇を歪め、招待状をゴミ箱に放り投げた。

「わざと綾に嫌がらせをしてきてるんだ!」輝は腹を立て、かがんでゴミ箱から招待状を拾い上げた。「ちょっと待て、式場を確認する。式当日、このクズどもに仕返しをしてやる!」

綾は何も言えなかった。

「もう彼らのことは気にしないとこうよ。私たちは自分たちの生活をちゃんとすればいいから」綾の反応は至って冷静だった。

輝は相当頭にきていたが、綾が本当に全く気にしていない様子なので、それ以上何も言わなかった。

招待状は再びゴミ箱に捨てられた。

......

イルカ湾団地。

エレベーターが32階に到着し、ドアが開くと、綾と輝が出てきた。

「怪獣め、くらえ――」

男の子の叫び声と共に、おもちゃの木刀が綾の腹部めがけて突進してきた。

綾は眉をひそめ、避けようとしたが、輝が素早く彼女の前に立ちはだかった。

男の大きな手で木刀を掴み、もう片方の手で男の子の耳をつまんだ。「君だろ、綾の家の玄関先にシャボン液を撒いたのは!」

男の子は痛みに顔をしかめ、輝の手を叩き落とし、木刀を取り返そうとしたが、全く力が及ばなかった。すると、彼は眉をひそめて輝を睨みつけた。「離してよ!大人が子供をいじめるのはいけないことだ!」

「いや、離さない!」輝は冷笑した。「どんな理由で、君の家に仕返しに行こうか考えていたところだ!自分から来るとは、いい度胸だな!」

「あなたなんか知らない!くそじじい!離して!」

輝は男の子を無視して、綾に言った。「先に部屋に入ってくれ。この子を懲らしめてくる」

この時、綾の顔色も良くなかった。

この男の子は本当にいたずらっ子だ。さっきの木刀が彼女の腹に刺さっていたら、大変なことになっていただろう。

確かに、少し懲らしめる必要がある。

「じゃあ、先に入るね。少し叱るだけでいいよ。あまり、やりすぎないで」

「うん、加減は分かってるから」

そう言うと、綾は鍵を開けて部屋に入った。

ドアが閉まると、すぐに外から男の子の泣き声が聞こえてきた。

続いて、老人が慌てて謝る声が聞こえた。

綾はドアの内側で外の物音を聞いていた。

10分ほどで、
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