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第975話

Auteur: 栄子
翌日、聡と真奈美は午前中に新井家の墓地へと向かった。

墓参りを済ませると、二人は新井家に戻った。

そして、今日は仁に検診してもらう日だから、真奈美はタイミングを見計らって出かけた。

彼女が出かけた後、聡は山田執事に言った。「大輝に電話してくれ」

山田執事は頷いた。「かしこまりました」

聡からの電話を受け、大輝はすぐに新井家へと向かった。

山田執事は彼を待っていた。「聡様は書斎にいらっしゃいます。ご案内します」

大輝は頷き、山田執事に続いて書斎へと続く階段を上がった。

書斎の外で山田執事がノックをした。「聡様、石川社長がお見えになりました」

「入ってくれ」

山田執事はドアを開けた。「石川社長、どうぞ」

大輝は書斎に入った。

山田執事はドアを閉めた。

書斎では、車椅子に乗った聡が窓の外を眺めていた。

「聡さん」大輝は小声で挨拶をした。

聡はリモコンで車椅子をゆっくりと回転させた。

そして、彼は冷淡な視線を向けて言った。「石川社長、『さん』付けで呼ばれるなんて恐れ多いよ」

大輝は眉をひそめた。「俺に恨みがあるのは分かってる。だけど、俺は真奈美の夫だ。だから、
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