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第1293話

Author: 風羽
芽衣は当然ながら首を振った。

外で食べたい――そう思った。

ここ最近、昼も夜も関係なく働き詰めで、何日も外の陽の光を浴びていない。

いったんマンションに戻ってシャワーを浴び、身支度を整えて、四時ごろに出ればちょうど夕方だ。

食事のあと、少し歩いて――夕焼けを眺める。

そう思うだけで、胸がほんのりと温かくなる。

芽衣はまだ気づいていなかった。

いつの間にか、陽白を自分の日常の中に自然と組み込んでいることに。

一緒に食事をして、一緒に歩いて、一緒に夕暮れを眺める。

陽白はそんな彼女を静かに見つめていた。

しばらくして、短く言う。

「いいよ」

……

芽衣は着替えるのも面倒だった。

ノートパソコンを抱えたまま、猫のように身をかがめ、こそこそと玄関へ向かう。

近所の人に見られるのを避けたいらしい。

その様子に、陽白は思わず苦笑した。

だが止めはしない。

――あの長い脚だけは誰にも見せたくないと思いながら。

芽衣が出ていくのを見送ると、陽白はウォークインクローゼットへ向かう。

着替えようとして、ふと視線が止まった。

彼女が脱ぎ捨てた服。

持ち帰ることすら
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