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第487話

작가: 風羽
輝は下階に降りても、絵里香の亡骸を一瞥すらしなかった。

その足で翔和産業に向かうと、瑠璃はちょうど朝会の最中だった。

会議室には中堅以上の幹部がずらりと並び、昨年までチームを率いていた周防社長が蒼白な顔でゆっくりと入ってくるのを目にした。

そして、その掌を瑠璃の肩にそっと置く——一切の遠慮もなく。

ざわめきが走る中、輝は抑えきれぬ掠れ声で口を開いた。

「琢真が参加しているキャンプ地で津波が発生した。俺たちは今すぐ英国へ飛ばなければならない。家にはすでに連絡を入れた。

両親も昼には一時的に家へ行き、子どもたちの世話を手伝ってくれる。お前の母一人では負担が大きいからな。余計な波風を避けたい……瑠璃、もう手続きは済んでいる。今すぐ行こう」

瑠璃はしばし呆然としたが、副社長へと顔を向けた。

「あなたが会議を仕切って。私は……」

本当は体面を保って最後まで言い切りたかった。

だが堪えきれず、声は嗚咽に震えてしまった。

副社長は胸を打たれた。継子である琢真のために、彼女はここまで心を込めている——その姿に即座に応じる。

「ご安心ください、赤坂社長。会社は私が必ず守ります。ど
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