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言葉が欲しい②

ผู้เขียน: 藍沢咲良
last update วันที่เผยแพร่: 2026-09-24 16:05:13

莉子さんがスマホを取り出した。

「じゃあ旦那も呼ぶ」

「は?」

「四人ならいいでしょ」

「なんでそうなる」

「保護者がうるさいから」

即答。

莉子さん、そういうところある。

一回面白がると、展開を止めない。

「直人、今から来られるって」

「聞く前に決めるなよ」

「りおちゃんは?」

「……行きます」

「はい、決まり」

ピコン、と莉子さんのスマホの通知が光る。

「息子たち、塾到着。さ、行こうか」

にっこり微笑む莉子さん。

瑛が深く息を吐いた。

でもそれは、反対のため息じゃなかった。

諦めたみたいな、受け入れたみたいなやつ。

今日の朝も、私は瑛に車で送られてきた。

たぶん帰りもそうするつもりでいる。

好きだとは言う。

離れるなとも言う。

飲みに行くと知れば止めに入る。

なのに。

──どうして“付き合おう”だけ無いの。

駅前の通りを、一本中に入る。

控えめな店構えのバーだった。ドアを開ける。

「こんばんは」

眼鏡をかけた髭のマスターが目を細めて出迎えてくれた。

カウンターの少し奥に座っていたその人は、私たちを見て軽く手を挙げた。

「直人、おつかれ」

「おつかれ。瑛、本当に来たんだ」

「来ちゃ
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