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後悔

Penulis: いのか
last update Terakhir Diperbarui: 2025-10-28 17:00:55

初めての会話はお互い「おはようございます」「お疲れ様でした」だけだった。

夕勤の他に早朝勤も入っている彼女とは顔を合わす事は多かったがその後も挨拶以外の会話を交わす事はなかった。

最初は今時の女子高生のわりに化粧気もなくおとなしいという印象だけ。

おとなしい子という印象はその後も変わる事はなかった、だが気になった。

まるで自分を空気の様に扱って欲しいという彼女の態度。他の人間が話をしていると一歩どころか二歩も三歩も距離を置き口をつぐんでいる。困っていても余程の事がないと誰かに助けを求めない。店長と奥さん、それに最年長パートの伊藤さんとは会話をしている姿を見る事もあるがそれも稀な位だ。

他人と関わろうとしない事が逆に興味をひいた。

19時から6時までのシフトは休憩があっても暇な時間だと言ってもその後の大学やサークル活動が辛くなるので本心ではやりたくなかった。他の学生アルバイトと一緒ならば絶対に断っていただろう。

「渡辺さん真面目で夕勤の仕事はみんなできるから斉藤くんは休みながらレジみてくれるだけでいいんだ」

彼女と一緒に入ってみたくて了承した。

事務所で休みながらなんてもったいない、早
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  • 秘密の花   告白 ④

    ウィルモットで働くミユキこと黒田深雪(クロダミユキ)21歳はパシオンエンターテイメントに所属するモデルだ。175センチの長身がコンプレックスだった高校時代。修学旅行ではじめて行った原宿で事務所の人に声をかけられた。両親は賛成をしてくれたわけではないが反対もしなかった。自分で決めればいい、とだけ言われた。進学予定だった専門学校をやめて卒業と同時に事務所と契約、寮に住みながら事務所の育成カリキュラムを受けた。1年経ってモデルとしていくつか仕事がくるようになって寮も出ようかと思った時に事務所の野村から声をかけられた。「寮を出るなら少し離れるけど事務所所有の花塚のマンションにいかない?時間がわりと自由なバイト先も付けるよ。都内来るまで乗り換えなしで70分しかかからないし、いい話だと思うんだけど」花塚からなら上野へも新宿へも電車一本で70分しかかからない。都心より物価もだいぶ安いと聞く。事務所所有のマンション家賃は相場の7割程度で寮より自由が効く。更に時間がわりと自由なバイト先まで紹介してくれるなど、深雪が断る理由はなかった。そして紹介されたバイト先がオープンして間近のウィルモットだった。2つ年上の正木廉さん。野村がマネージャーをしていたアイドルグループエアネストのメンバーのひとりだった人。中学時代に好きだという友達がいて名前は知っている程度のアイドルグループ。1番人気のグループの顔的存在KEI、身長も高くてかっこいいTANI、ヤンチャで明るいYUZU、ツンデレ王子のHIROの4人に比べてイマイチパッとしなかったメンバーがMAKIだったと記憶していた。花塚駅前に建つ事務所所有のマンションへ引っ越しを終えると一応の面接の為に開店前の店へ足を運んだ。「すみません、面接に来た黒田です」店のドアを開けて声をかけると奥から男性が1人近寄ってきた。「黒田深雪さん、ですね。その手間のテーブルにかけて下さい。飲み物はコーヒー、紅茶どちらがよいですか?」自分より少しばかり背が高いだろうか。見上げるほどではないから180弱程度か。短めにカットされた硬質の黒髪は軽く流す様にワックスで固められている。あらわになた額から鼻筋の美しさが際立つ。整えられた髪と同じく硬質の眉と切れ長気味の目。--実物、めちゃくちゃカッコいいじゃん!深雪は心の中で叫び声をあげた。「

  • 秘密の花   告白 ③

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  • 秘密の花   告白 ①

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  • 秘密の花   ぬいぐるみの贈り物

    光瑠に連れられてペンギンやカピバラ、猛禽類もみてまわる。たどたどしくも一生懸命に説明してくれる光瑠が可愛くて春陽とゆり子はその話をきちんと聞いていた。「水族館も行こう」と言うので春陽は頭に魚が泳ぐ水槽を思い描いた。「中は暗そうだから桜とここで待っているわね」と言いベンチに腰をおろしたゆり子を残して3人で水族館の中へ入った。「……!」春陽はすぐさま心の中で悲鳴をあげた。「キオビヤドクガエルって言うんだよ」光瑠が指差した先には鮮やかな黄色と黒の蛙がいた。「光瑠くんは蛙も好きなの?」気力で笑顔を作ってみせる。「5歳の誕生日に図鑑を買ってあげたら何故か爬虫類両生類図鑑が気に入って凄い速さで覚えちゃったんだよね。この水族館も何度か来たみたいだからここにいるモノは覚えたみたいでさ」「ここにはねワニもいるよ」「……ワニ」「みに行こう」引っ張る光瑠に抵抗もできず、なされるがままに春陽は足を進め続ける。「大丈夫?」「大丈夫ですよぉ」数種類のトカゲ達に囲まれながらも必死にカチカチの笑顔を保っている。「こんなに丁寧に説明してくれているからちゃんと聞いてあげないと」「お姉ちゃんも嫌いなの?」春陽の様子に光瑠が気づく。「ママもあーちゃんも、女の子はみんな蛙や蛇が嫌いでキャーキャー叫ぶんだ」「き、嫌いではないよ。苦手ではあるけど……」「お姉ちゃんは嫌いじゃないの?」光瑠は不安そうに聞いた。「渡辺さん、無理しなくていいよ」廉は心配して言った。「大丈夫、触れって言われたら流石に悲鳴あげるかもしれないけど。見てれば可愛いコもいるし……」 実際、色にはビックリしたけれど蛙は中々可愛い顔をしている。光瑠は無理に引っ張る事をやめ「あっちの水槽にはカクレクマノミがいるよ」と春陽の様子をうかがう様に手を握って言った。「カクレクマノミって映画になった魚ね。オレンジ色の」「僕も映画観たよ」「本物がいるの?」「いるよ、あっちに」春陽も繋いだ手に力を入れる。「正木さん、カクレクマノミ観に行きましょう」「あぁ」今度は3人並び歩いてカクレクマノミのいる水槽へ向かった。広さはないが満足度の高い水族館を堪能して外に出る。ベンチではゆり子が桜に飲み物を与えていた。「やっと戻ってきたのね、楽しかった?」「だいぶ待たせてしまってすみません」廉が慌

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