ダイヤモンドは泣かない 〜可愛い顔したあの子に、もう奪わせない〜

ダイヤモンドは泣かない 〜可愛い顔したあの子に、もう奪わせない〜

last updateLast Updated : 2026-09-02
By:  藍沢咲良Updated just now
Language: Japanese
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製薬会社に勤める25歳の時國深月は、恋人の裏切りを知ったその場で証拠を残し、自分の部屋の鍵を取り返し、関係を終わらせた。 翌日も仕事へ行き、貸した金は一括請求。 新しい暮らしを始めるため、深月は引っ越しを決める。 泣いて立ち止まるより、先にやるべきことを片づけてしまう。 そんな彼女のそばにあるのは、祖母から受け継いだ一粒のダイヤモンド。 透明で、美しくて、強い光を宿したその石には、どうやら秘密があるらしい。 そして新しい生活の先で、深月は一人の男性と出会う。 一人でも立てる。 けれど、一人で立ち続けなくてもいい。 これは、傷ついても自分の人生を手放さなかった女性が、誰かを信じ、愛されることを受け入れていく物語。

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Chapter 1

Prologue〜肝油ドロップ缶〜

「深月《みづき》ちゃん。これ、あげる」

祖母は私に、白いビニール袋に入った昭和レトロな飴の缶をくれた。

白いビニール袋の上からうっすらと見えた文字は……「肝油ドロップ」

──何故?

「いらない」って言葉が喉元まで出かかった。

だめだめ、ここは孫として、”おばあちゃんの謎の贈り物”を受け取るのよ。

本当にいらなかったら、家でこっそり捨てればいい。

「ありがとう」

営業スマイル的な孫娘の笑顔、装着。

ちゃんと微笑んで受け取りましたよ?

一人暮らしのアパートの、私の部屋。

お風呂場に干していた洗濯物を片付けた頃、祖母から貰った謎の肝油ドロップ缶の存在を思い出した。

白いビニール袋から取り出す。

うわ。

ガムテープついてんじゃん。

開封済み。

うんやっぱいらない。

申し訳程度に一個ぐらい食べようか。

──蓋を開けると、ベルベットの青い箱と白い紙が二つ折りになって入っていた。

ベルベットの箱を開ける。

うわ。

箱の中には、直径1㎝はあるだろう大きなダイヤモンドが、ごついプラチナの台座に鎮座していた。

喧嘩するときに装着したら相当強そうな、痛そうなプラチナのリング。

試しに指に着けてみる。

……うん、ごつい。

そして重い。

何これ指の筋トレ?

白い紙は、カレンダーの裏紙だった。

『困ったときに使ってネ。黒瀬栄子』

黒瀬栄子。

私の祖母の名前だ。

黒瀬は母方の実家の名字。

私の名字は時國《ときくに》。

時國深月。

それが、私の名前だ。

……おばあちゃん。

私、今、困ってる。

このダイヤをどうしたらいいのよ⁈

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Prologue〜肝油ドロップ缶〜
「深月《みづき》ちゃん。これ、あげる」 祖母は私に、白いビニール袋に入った昭和レトロな飴の缶をくれた。 白いビニール袋の上からうっすらと見えた文字は……「肝油ドロップ」 ──何故? 「いらない」って言葉が喉元まで出かかった。 だめだめ、ここは孫として、”おばあちゃんの謎の贈り物”を受け取るのよ。 本当にいらなかったら、家でこっそり捨てればいい。 「ありがとう」 営業スマイル的な孫娘の笑顔、装着。 ちゃんと微笑んで受け取りましたよ? 一人暮らしのアパートの、私の部屋。 お風呂場に干していた洗濯物を片付けた頃、祖母から貰った謎の肝油ドロップ缶の存在を思い出した。 白いビニール袋から取り出す。 うわ。 ガムテープついてんじゃん。 開封済み。 うんやっぱいらない。 申し訳程度に一個ぐらい食べようか。 ──蓋を開けると、ベルベットの青い箱と白い紙が二つ折りになって入っていた。 ベルベットの箱を開ける。 うわ。 箱の中には、直径1㎝はあるだろう大きなダイヤモンドが、ごついプラチナの台座に鎮座していた。 喧嘩するときに装着したら相当強そうな、痛そうなプラチナのリング。 試しに指に着けてみる。 ……うん、ごつい。 そして重い。 何これ指の筋トレ? 白い紙は、カレンダーの裏紙だった。 『困ったときに使ってネ。黒瀬栄子』 黒瀬栄子。 私の祖母の名前だ。 黒瀬は母方の実家の名字。 私の名字は時國《ときくに》。 時國深月。 それが、私の名前だ。 ……おばあちゃん。 私、今、困ってる。 このダイヤをどうしたらいいのよ⁈
last updateLast Updated : 2026-08-29
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静かにベルベットの箱に戻す。そっ閉じってやつ。カレンダーの裏に書かれたメッセージも折りたたんで、肝油ドロップの缶に入れた。ガムテープ付きの蓋は……まあ、いいか。このままにしておこう。白いビニール袋はもう捨てていいよね。どうすんのこれ。とりあえず見なかったことにするべき?せっかく直径1cm超えなのに。こんなゴツい台座じゃ、どう考えても着けられない。肝油ドロップの缶にしまう。クローゼットの中の、引き出しになっている衣装ケースの一番奥に入れてみた。どうすんのこれ。現実逃避に昨日読み終わった漫画でも読んでみる?それともダイヤの存在全無視して晩ごはんでも作ろうか。そもそもこれ、どうしておばあちゃんは私にくれたのだろう?スマホが光った。母からのLINEだ。『もらった?』『ダイヤのこと?』『そう。おばあちゃんがね、深月にあげたいって話してたの』『これ、お母さんが貰わなくて良かったの?』『お母さんが貰ったら、お父さんに取られちゃったかもしれないでしょ』……否定できない。3年前に亡くなった父は、宝飾品や株に価値を見出さない人だった。「現金じゃないなら、そんなの死に金だ!俺に任せてみろ。すぐ倍にしてやる!」そんなことを平気で言う人だった。なんで母がこの父と結婚したのかは未だにわからない。当時お見合いをしたとしか聞いていない。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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このダイヤを私が貰うことについて、母と祖母との間で話がついているなら、それでいいや。母の話によると、黒瀬の祖父は昭和当時、かなりのバブリーだったそうで。「大きなダイヤが欲しい」と外商さんに話したところ、このダイヤの指輪が出てきたらしい。当時小学生だった母は、その指輪をこっそり着けて習字教室に行ったり、デパートに行っていたらしい。怖すぎる。小学生当時のうちの母、こんなでかいダイヤの指輪つけて出歩くとか。このサイズだと、そもそも本物だって周りの大人は思わなかったのかもしれない。ガラス玉に見えたとか。社会人3年目、一人暮らしのOLのアパートの部屋に、宝石箱なんて無い。──司《つかさ》にだけは、見られない方がいい。藤崎《ふじさき》司。2歳下の、私の彼氏。最近手癖の悪さが露呈してきた。ATMで下ろしたはずの一万円札。2枚あったはず。絶対にあったはずなのに、司が部屋に泊まって朝起きたら減っていた。代引きの荷物のために下ろしたはずのお金。まだ宅急便が来ていないのに減っているのは明らかにおかしい。先日、司が盗んだことを前提として会話していたら「そりゃ盗《と》ったけど」と自白した。あれ以来、司をこの家に呼んでいない。でも問題がひとつ。司は、この部屋の合鍵を持っている。だからあのダイヤは、絶対に司に見つかってはいけない。おばあちゃん、謎の肝油ドロップ缶に入れておいてくれてありがとう。これなら、衣装ケースの奥深くにあっても、司にはバレないもんね。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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自分の家なんだけどな。何で隠さなきゃいけないんだろう。家の中に泥棒がいる。そういうことだ。何で付き合ってるかって?わからない。もうよくわからない。いなくなったら寂しいから?「──いや深月。それ、別れた方がいいって」職場の食堂。大学からの友達で同僚の高瀬《たかせ》環《たまき》は顔をしかめた。ダイヤの話をしたわけではない。「最近一緒に食事するとき、財布すら出さなくなった。毎回私が奢らされてる」ってこぼしただけだった。「うん、そうだよね……」私の抱いていた違和感は間違っていなかったか。第三者から見ても、司の行動はおかしい。「そうですよ。深月先輩は、もっと大事にしてくれる彼氏の方が似合いますって」4月入社の新卒ちゃん、小川《おがわ》日菜《ひな》も続いた。配属されてすぐ、私が教育係に任命された。まだ私3年目なんだけど。いいのかな?教育係なんて引き受けて。課長に言われたときは少し抵抗があった。やっと自分の仕事が、少し余裕を持ってできるようになったばかりなのにって。言いくるめられた感はあった。でも、日菜ちゃんが慕ってくれているのがわかるから、引き受けて良かったと思っている。環は環で、商品開発部の人達からよく声を掛けられている。営業よりも開発を志望していた環は、そのうち商品開発部に異動するんだろうな。希望はずっと出しているらしい。環がいなくなったら、私は少し不安だ。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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疫病神
合鍵、返して欲しいな。環と日菜ちゃんに口揃えて「別れたほうがいい」認定した人が、私の家の鍵を持ち続けているのは絶対良くない。今日は司の部屋に行く約束はしてない。……行ってみよう。司が忙しくても構わない。鍵さえ返してもらえれば、それでいい。面と向かって「部屋の合鍵返して」って話したって、すんなり返してもらえるとは思っていない。「大家さんがセキュリティを強化する為、鍵を変えるらしい。管理会社に渡さないといけない」とでも言えば、返してもらえるだろう。司は第三者が介入すると、急に大人しくなる。今回は、それを使わせてもらおう。司の部屋は、3階建てのコーポ佐々木。その、3階の角部屋。インターホンを押す。出ない。駐車場に車、あったけどな。司の部屋の合鍵で解錠する。チェーンはかかっていない。出かけてるかな。玄関に、司のスニーカーと、私の物ではないベージュのパンプス。……え?足音を立てずに靴を脱ぐ。「……っ!……はあっ……つ、かさ、くん……」廊下から部屋に続くドアを開けてもいないのに響き渡る、女の声。それも、この声。私、聞き覚えがある。肩に掛けてあったトートバッグを静かに玄関の床に置いた。スマホ、動画モードオン。笑っちゃう。私、どれだけ冷静なの?
last updateLast Updated : 2026-08-29
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泣きながら入った方がいいのかな。びっくりするぐらい、涙が出て来ない。そうか。私。とっくに司に冷めていたんだ。動画開始の音がポン……と廊下に響いた。「理紗ちゃん……ああ、いいよ……」キモ。私の元彼、キモキモ・オブザイヤー受賞です。おめでとうございます。……じゃなくて。本当に吐き気がしてきた。嘔吐する前に、証拠、撮るよ!動画撮影画面の時計は進んでる。よし、撮れてるね。勢いよくドアを……開けるのはやめた。開けた瞬間に下手な言い訳しながら逆ギレされるかもしれないもんね。そっとドアを開けた。ドアの隙間から、全裸のふたりがベッドの上で布団も毛布も使わず絡み合ってる。「あんっ……つ、かさ、くん……っ!それ、だめえっ……!」「理紗、ちゃん……最高だよ……」「あああああっ……!」うん、これだけ撮れ高あれば問題無し。データ削除対策のため、クラウド上にも保存っと。……無事データ保存完了。「随分とお盛んね」……私、自分の声の冷たさに、驚いている。目の前の絡み合っていたふたりが、固まった。ご丁寧に、繋がったまま、こちらを見ている。「……きも」「えっ!深月!」「……きゃあっ!」私の存在をやっと認識したふたりは慌てて身体を離した。大原《おおはら》理紗《りさ》は手で身体を隠そうとした。いやいやいや。もう記録済みどころかかクラウドにも保存済みだからね?
last updateLast Updated : 2026-08-29
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「大原さん。あなた、浮気相手だよ?わかってる?」婚約してれば慰謝料請求できたのにな。もったいない。ああ残念。「……と、時國さんだって、浮気されるような女でしょ!」「それ、全裸で言われましてもね」滑稽。大原理紗。クロセ製薬、ヘルスケア事業本部、企画営業部、第一営業課。私の所属先。環も日菜ちゃんも同じ第一営業課。そして、この大原理紗も。仕事は全然できない。びっくりするぐらいできない。私が4月から鍛えてる新卒の日菜ちゃんの方が、この大原さんよりできること多いんじゃないか?なのになぜ大原さんに居場所があるのか。彼女は権力持ってるおじさんに取り入るのが天才的に上手い。取引先に連れて行くと、気がつけば相手を懐柔させている。その結果、仕事が取れる。「大原さんのおかげだよ」ってよく言われてる。「大原さんを見習いなよ」ってよく言われる。私が。じゃあ、大原さんを見習って、張り付いた笑顔振り撒けばいい?仕事は近くのできる人に押し付けて、化粧や髪を気にすればいい?ど集中して仕事を片付ける私を全く気にしないで定時に帰ればいい?本当に「大原さんを見習いなよ」って言うならね。じゃあ、日菜ちゃんの教育係は大原さんにするべきでは?そんなことさせないけどね。日菜ちゃんが可哀想だから。私がちゃんと、面倒見る。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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「司。鍵」「へ?」変わらず全裸の司が間の抜けた顔をする。「私の部屋の合鍵。返して」「な、何でだよ!」「いやあなた全裸。挿入してたところまで私ばっちり見ちゃったんですけど?」「か、勝手に入ってくるからだろ!不法侵入だ!」「合鍵で入るのって不法侵入になるのかしらね?まあいいや。さっきのはちゃんと証拠としてクラウドに上げたし」股間のそれを揺らしながら私に掴み掛かろうとした司は、証拠と聞いて動きが止まった。司のキーケース。いつもと同じ、カレンダーの下のトレイに入っていた。キーケースから私の鍵を外して、私のキーケースへ。私のキーケースから司の、この部屋の合鍵を外してベッドの上に鍵とキーケースを投げた。そのキーケースは、私が誕生日にあげたものだ。「これで、私と司は他人。もう、彼氏でも彼女でも何でもない。大原さん、欲しいならあげる。ただこの人、浮気する上に財布の中身まで手をつけるから気をつけて」「お、俺は別れるなんて」「往生際が悪過ぎ。そのぷらぷらしたもの、そろそろ隠してよ気持ち悪い」「……っ!」「さようなら。もう二度と、私に声掛けないでね」玄関の床に置いたトートバッグにキーケースを投げ入れる。落ち着いてパンプスを履いて外に出た。うん、終わった。司とは。問題は。大原理紗が明日も同じ職場にいることだ。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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「おはようございまあす」「おはよう。今日も理紗ちゃん、可愛いねえ」「ええ、そんな。合ってますけどお?うふふ」始業時間は9時。現在8時58分。大原理紗はいつも遅刻ぎりぎりの出勤。裏で重役出勤とも言われている。裏で語る皆さん、感覚は私と同じようで安心する。「おはようございまあす」「おはようございます」聞きたくもない、この甘ったるい声。おじさん達のウケMAXの声の持ち主、大原理紗。昨日司の部屋で全裸でいるところを私に証拠動画を撮られているこの人。きっとこの人、クロセ製薬で五本の指に入る図太さの持ち主。図々しい人ともいう。    始業時間になった。私は30分前から整えていた企画書の続きをプリントアウトしようと立ち上がった。大原理紗のデスクが視界に入る。パソコンに、電源すら入れていない。ランプが赤にも緑にもなっていない。当の本人は、デスクに置いてある鏡でメイクの最終チェックでもしているのだろうか。さっきから、髪と肌しか触っていない。──うん、この色にしてよかった。フォントもバランスがいい。今月に入って、3つ目の企画書。今度こそ、採用されるといいな。課長に提出して自席に戻る。大原理紗は記憶喪失にでもなったのだろうか。気まずそうなそぶりが全くと言っていいほど、無い。ええ……それでは聞いてください。大原理紗は、私の隣の席なんです。
last updateLast Updated : 2026-08-29
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 そうだいけない、忘れてた。司にLINE、送ってあげないとね。『あなたに貸していた、総額15万円についての件です。今月末までにこの口座に一括で振り込んでください。』銀行口座まで入力してあげる私、なんて親切。あれ?もう返信来た。司、ちゃんと仕事してる?『金なんて借りた証拠ねえだろ』しょうがないなあ。司が書いた借用書、昨日のうちに写真撮ってて良かった。画像、送信っと。借用書には“20万円借りました。藤崎司”と司の字で油性ボールペンで書かれていた。司は20万のうち、6万を返していた。本来14万だけど、こないだ財布から抜かれた1万をまだ取り返していないから、合わせて15万にした。相手に手間をかけさせない、私、いい女。えへ。『金なら返しただろ』『数字、読めないの?いいよ、その返事でも。内容証明送るか、司のお父さんに連絡するだけだから』返信が止まった。30分後、司から返信。『わかった』よし。大人しく返す気になったか。司と付き合っていた当時。裁判所事務官をやっている大学の友人、梓に知恵を借りたことがあった。当時大学4年だった司がバイト先で給料が振り込まれない、というトラブルがあったからだ。新卒1年目だった私は、うまく調べることができなくて、梓に感謝した。もちろん、給料が振り込まれた司も。だから司は、私が法律用語を持ち出すと大人しくなる。
last updateLast Updated : 2026-09-02
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