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第506話

Author: 藤原 白乃介
誠健は知里を家に連れて帰ると、そのままベッドに放り投げた。

ネクタイを引きちぎり、ボタンを外すのも一瞬だった。

ベルトに手をかけたその瞬間、知里の蹴りが誠健の腹を直撃した。

続けざまに、拳と足が容赦なく飛んでくる。

「誠健、今日あんたが私に触れたら、死んでやるから!」

誠健はすぐさま身を乗り出して、暴れる小悪魔を腕の中に封じ込めた。

唇の端には不良のような笑みが浮かんでいる。

「死に方はいろいろあるけど、俺が選んでやろうか?……俺に抱かれて死ねよ」

そう言って、彼は知里の唇に噛みついた。

狂おしく熱く、そして独占欲に満ちたキスが、知里を襲う。

男と女の力比べなんて、勝負は最初から見えていた。

どれだけ知里が抵抗しても、結局は誠健の下に押さえつけられる。

キスを交わしながら、誠健の喉からは艶やかな声が漏れる。

「知里……欲しい。ダメかな?」

知里は荒い息を吐きながら、涙目で彼を睨んだ。

「誠健、ムラムラしてるなら外で女でも抱いてきなさいよ。私にちょっかい出さないで」

誠健は真剣な眼差しで彼女を見つめる。

「でも俺がしたいのは、お前だけなんだよ。俺の初めて
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