Share

第32話 アーサーとの結婚

last update Petsa ng paglalathala: 2025-05-08 17:21:20
日々は 残酷に過ぎ去り・・時だけが流れて行く…それは果てなく思える程に

寒い、凍えるような1年の半分は冬

冬の国、巨人族の国

だが、ある時、突然に変化は起こった。

アーサーが戦で 大きな手柄を立てたのだ

「褒美は?何でも願いを叶えるぞ」王は言う

その言葉に彼は 思いきって 願いを言った

「王の側室

白の国のエリンシア姫を私に下さい!」

しぶしぶならがら、王はアーサーの願いを叶えた。

エリンシア姫の部屋に向かい そして、ドアも叩き部屋に飛び込む

「エリンシア姫!」嬉しそうに彼は彼女を抱きしめる

そして、今、戦で手柄を立て、その褒美として

王がエリンシアをアーサーの花嫁になる事を許したのだと話した

「エリンシア姫・・私の花嫁になってくれますか?それとも 白の国に帰りたいなら、エリンシア姫」

そう言いかけたアーサーの口を塞ぐように エリンシアは

アーサーにくちずけをした。

アーサーは 両親と弟を流行り病で亡くして

今は彼に仕える執事や召使いの数人と暮らしている。

エリンシアは彼の元に嫁ぎ 数人の友人達と

子供のいない優しい叔父夫婦に見守れて

ささやかな結婚式を行う

エリンシア姫の事は
Patuloy na basahin ang aklat na ito nang libre
I-scan ang code upang i-download ang App
Locked Chapter

Pinakabagong kabanata

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   山道を歩くアーサー達

    アーサー達は岩場の山道を進んでいた。「また、拷問でもされるかと思いましたが」険しい岩場の道を踏みしめながらランディが言う「そうだな、ランディ…まさか解放してくれるなどとは思わなかったが、しかも必要な装備に食料まで貰えた」溜息混じりにアーサーが答える。「テインタル様の口添えもあったようですが、テインタル王女様を王は手放す気はないようですね」ランディ「ああ、ランディ…そうだな、異母兄の王は異母妹のテインタル王女を我々が思っていた以上に大切にしていた」「ランディ、このままテインタル王女様にとっては身内、姫を大事にしてくれる家族の元に入られるならば…それに王女として相応しい幸せな暮らしも…」「アーサー様、確かに…ですが巨人族の王や魔法使いが黙っていないでしょう」「……そうかも知れないな、ランディ」再び溜息をつき、険しい山の岩場の道を歩みゆく二人…エリンシア、私の妻エリンシア私のエリンシアも若い娘で王女、テインタル王女の行く末をいつも案じていた。「早く、巨人族の国に戻り、エリンシアを助けないと」「そうですね」「ああ」「ところで、あの黒の王の話ですが…どうします?」「分からない、時が来たら黒の王側につけと言われたが、私は巨人族の王の臣下で従兄弟だ」「だが…妻エリンシアに対する扱い、私のエリンシアに」ランディはアーサーを見つめる。同じ王族に対する扱い以下、最前線で捨て駒の扱いを受け続け、妻のエリンシア姫には夜伽の相手をさせる。ただ心配そうにランディは苦しむアーサーを見つめた

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   テイナと羽琴

    テイナはまず、温めたミルク、ホット・ミルクを小さなアンリスに飲ませ、アンリスの顔を見た。テイナと同じ赤毛の髪、アンリスの赤髪を撫でながら「大丈夫よ、アンリス…二人とも帰って来るから」「テイナお姉ちゃん」泣き顔でテイナを見つめ返すそうして…次にテイナは部屋に置かれた羽琴を見つめまずは近くの椅子に小さなアンリスを座らせてから「テイナお姉ちゃん?」キョトンとしたアンリスに微笑して、それから…今度は羽琴の前に小さな椅子を運び、テイナは椅子に座る。ふぅ、軽く息を吐き出してから、羽琴を見つめて少し震える指先でテイナは弦を弾き出す綺麗な高い音が鳴る。テイナは母親のエリンシアに習った通りにエリンシアからはテイナは弾き方に初歩的な数曲を始め、数曲を習っている…それに真似しながら、或いは聞き覚えしながらエリンシアからはまだ習ってない曲も覚えていた。「エリンシアお母さまの代わりにテイナお姉ちゃんが弾くね、アンリス」「アンリスの為に弾くから」優しい子守歌の曲…白の国の曲を最初にテイナは奏でてそれから次には軽やかな舞踏曲を奏でる…これは黒の国で奏でられる曲の一つ次に巨人族に伝わる祭りの曲を三番目にテイナは奏で始めた。時々、扱いが難しい羽琴、幾つかの羽のような弦が折り重なる琴「テイナお姉ちゃん、凄い!」「うふふ、まだ上手くは弾けないけどね」「さあ、一緒に寝ましょうかアンリス」「うん」ふと、テイナは考えるエリンシアお母さまの代わりに私が巨人族の王様達に羽琴を弾けば?エリンシアお母さまは身体が弱いわ、無理をしているかも知れない 小さなアンリスにはエリンシアお母さまが必要だわだから…だから、私が代わりに…本当の事情など想像だにせずに、テイナは身代わりになる事を真剣に考え出した。それがどんなに危険か知らずに…

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   テイナの憂いに…涙を浮かべた

    エリンシアお母さまはお城から戻らない……お城には行ってはいけないとお父さまにも…お母さまにも言われてはいるのだけど心の中でティナは夜の時間、夜の帳の中屋敷の部屋で溜息をつくティナ「一体、どうしたら良いのかしら?」ティナは独り言を不安そうに呟いた。「…数軒先の叔母さん達の話を立ち聞きしたけど、お母さまは城では王様達の為に羽琴を奏でいるらしい…」「でも、何故、一度もこの家に帰らないのかしらね」「お姉ちゃん」ドアを開け、小さな姉妹のアンリスが声をかけた。「まあ、アンリス、どうしたの?寝ていたのに」慌てて振り返りアンリスに声をかけるティナ「眠れないのかしら?アンリス」心配そうに小さな姉妹のアンリスを抱きしめるティナ「うん、そう…ねぇ、ティナお姉ちゃん」「何かしら、アンリス?」優しく抱きしめたまま話かけるティナ「……」涙を浮かべながらアリスは震える小さな声で姉であるティナに問いかけるのだ。「お姉ちゃん、ティナお姉ちゃん」震える声に涙を流すアンリス「アンリス、大丈夫よ、話してね」「会いたいの…ティナお姉ちゃん」「ティナお姉ちゃんも会いたいでしょう?」「そうね、パパやママ…長く二人ともまだ帰らない」ティナは涙を流す小さなアンリスを抱きしめ、優しく小さい背中を撫でながらうなずく。「私も二人に会いたい」

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   テインタルの不安

    テインタルが監禁された部屋「あ、眠ってしまっていたわね」肌に吸い付くような柔らかな着心地の絹の寝間着天蓋付きベッド着替えとして置かれた沢山の服白の衣装金縁の飾り、上には金の刺繍入りの真紅を重ねるもの言うならば、古代ローマ風の衣装を少々、アレンジしたような衣装「アーシュ兄様が作ってくれた菓子もある」甘い林檎のパイを一口、口に含み、広がる甘い味に安心感、満足感に満ちた。「兄様には、詳しい事情は話さなかったけど…だけどアーサーの解放を頼んだのだけども、どうなるのかしら?」アーシュ兄様には黒の王としての立場もある…アーサーは使われる立場の騎士とはいえ、巨人族の王家の血筋…末端ではあるのだけどああ、エリンシア姫…早く彼女を救い出して、アーサーや子供達のもとに…そんな風にテインタルは自らの心を揺らしていたのだがズキン!「あ…」テインタルの身体に彫り込まれた入れ墨が熱い、ヒリヒリとした痛みを覚えた。「何?入れ墨が…」服従の証であり、呪いの源でもあるテインタルの入れ墨強力な呪いの文様で…これは消す事は難しい昔、テインタルは一部でも消そうと自ら肌を魔法の炎で焼こうともしたが、火傷をしただけで、肌が再生した後には元通りの入れ墨が肌に浮かび上がっていたのだ。「……」悲哀と不安がテインタルの心に渦巻く

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   妻を心配するアーサー

    「まさか、テインタル様の事をあんなに詳しく聞きたがるとは…好みの食べもの、好きな色とか」ため息混じりにアーサーが一言「はぁ、私は見せしめに拷問、処刑寸前でした」「あの後また、空中に身体が浮かされて、壁に叩きつけられる寸前で止めたりして、もて遊ばれましたが」ランディは泣きそうな、か細い声「やはり、血の繋がりのある兄妹なのだろうな…テインタル様の事は悪くは思ってはいないのだろう、ランディ」「そうだと良いですねアーサー様」「熾烈な戦争をくぐり抜けてきた黒の国の王だ…敵方に連れ去られた妹の王女で魔力は妹王女テインタル様の方が上だ」「そうですね、今は我々の側、黒の王にとっては敵の一人ですから」「それに他にも、黒の王がしっかりと聞いたのは…巨人族の国の内情に、軍の動き…手強い王だ」「しかし、いつまでも閉じ込められたままでは…」アーサーの脳裡には愛しい妻エリンシア姫の儚げな美しい笑みに娘のテイナ達の笑顔が浮かぶ「私は愛する妻の為にも、巨人族の国に戻らなくては…」苦渋に満ちた顔、深い哀しみ…彼の留守の間に弱った身体で王に連れ去られた妻のエリンシア「アーサー様」「ランディ…」「…ふ〜ん、随分と愛妻家だな」皮肉混じりの少年の声鉄格子越しの声が聞こえた。「黒の王!」「…相談に乗ってやろうか?…くすくすっ」黒の王、彼は意地悪そうな笑みで答えた。

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   テインタルを想う…王宮の二人の姫達

    黒の王国、黒の王宮で…中庭近くの柱の道に二人の姫が居る。「本当なの?アルテイシア、アル!」「ええ、ティが、テインタルを見つけ出して、捕またの、エイル!」「アーシュラン様が異母妹の王女、テインタルを無事に捕らえたのよ!エイル!」「ああ、アル!良かったぁ~」二人の姫たちは手を取り喜びあった。「迎えに行こうよ、アル」「そうね、エイル」「荷物を準備しなくちゃ、テインタルの王女として相応しいドレスに宝飾品も持ってゆかないとね!アル」「ええ、エイル」アル、アルテイシアは嬉しさのあまり、頬は紅く染め瞳には涙が浮かぶ「毎年、用意していたんだもん!部屋だって準備しているから!」エイルの猫に似た耳がピクンと動き、力強く話す。「ええ、エイル…そうね」涙が止まらず自分の指先で拭うアル、アルテイシア姫「また、逃げ出したりしないかしら?」「…アル、大丈夫だよ」エイルはそう言って、ハンカチを差し出した。「…うん、有難うエイル、私、私ね…ずっとテインタルにティに会いたかった」「うん、僕も…まず、持ってゆくのは赤い瞳に合わせた赤に金の飾りのドレスにする?それと赤い縁取りのある白のドレス?緑の分も…金の宝飾品も…」アルテイシアの長い真っ直ぐな黒髪が揺れ、エルフのような耳がほんの少しだけ、下の方に下がる。アル、アルテイシアは波打つ、緩やかな金の髪、青と琥珀色の色違いの瞳をしたエイルの顔を見る。素直そうな大らかなエイルがアルテイシアにほほ笑み、それから…「アル」エイルは労わるようにアルテイシアを抱き締めた。……………………王国の滅亡で一度は破壊された黒の王国の庭園今はあの頃、昔の美しさを取り戻し、花々が咲き乱れ…柔かく、穏やかなそよ風に緑の木々の葉音に小鳥達の鳴き声が響く近くの東屋で…涙を流すアルテイシアをエイルが抱き締めてそんな二人を穏やかなそよ風が包み込む。

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   第四話 黒の国へ 戻れぬ旅路

    黒の国への旅立ち 戻れぬ旅路それから、エリンシアの屋敷では「あら、エイルはお眠?」ゆったりとしたソフアですやすやと寝息を立ててエイルは眠っていた。「ふふ、義兄さま、今日は泊まってゆかれては?」「そうさな、エリンシア姫、お言葉に甘えよう 有難うエリンシア姫」「はい、どういたしまして」そして、それから…。瞬く間に日々は過ぎ……。見送られて、羽琴の姫白の国から、エリンシア姫は旅立った。「エリンシア姫、叔母様」幼いエイルは涙ぐむ。「エリンシア姫」「姫様」優しく多くの人に慕われてた姫見送る者の中には、多くの涙ぐむ者もいた 。「どうか、皆様、お元気で…」「義兄さま、リアン様

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   第三話 白の国で…

    「これはリアン様よく来られましたな」エイルの父親が答える「皆様、こんにちわ、久しぶりに会えて嬉しいです」リアンと呼ばれた淡い金の髪をした13歳前後の少年は微笑みながら、そう答えた。彼、リアンの服装は青いチュニック、膝下程の長さ、金の帯で腰の辺りで締めて、留めている、首はV字で金の縁の刺繍、服の裾も同じく「リアン様、お供の方、ケンタウロスの女騎士…確かレグルス様は こちらにはお通しされなくてよいのですか?」「いえ、彼女レグルスは向こうで控えてるそうですただ、良ければ何か……」「ええ、お酒がお好きでしたね 召し上がれますか?」「いえ、それには及びません、一応、僕の警護 仕事中ですから

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   第二話 故郷の残された日々…穏やかな時間

    そうして数日後の事義兄とその幼い子供であるエイル・・エルトニアが 彼女の居住する屋敷にやって来た「エリンシア姫様!叔母様!」幼い子供の明るい声 駆け寄り、腕を広げたエリンシアのその胸に抱きとめられるエイル猫に似た耳をピクピクさせている幼いエイルエイルの服装、白い裾の短いチュニックには刺繍入り「まあ!エイル、エルトニア姫」「エリンシア姫」「お義兄様」呼ばれて 幼いエイルを抱きしめたまま 傍にいた男 エイルの父親に微笑む◆ ◆ ◆「本当に 敵対していた黒の国へ行くのか?」「はい」「そなたには 申し訳ないと思っているよ まさか、エイルが選ばれて 先々の事を思い困り果てて

  • 羽琴の姫君…羽琴をつま弾く哀しき姫の願いと流転する悲劇の果て2   羽琴の姫君 始まり 人質の身代わり

    昔・・白の国の王族に 羽琴の姫君と呼ばれる美しい姫がいた・・。 金の髪に 青と薄紫のオッドアイの瞳の姫その昔 羽琴の姫君 エリンシアナは 白の国の統治者である 白の宗主に願い出でて こう言った「どうぞ 私を… エイル、エルトニア姫の代わりに 黒の国へ行かせてくださいませ」「エルトニアはまだ幼い子供 白の王族であれば 誰でも構わないはず あの子は大事な私の姉の忘れ形見の子供」 「お願いです!どうか願いを聞き届けてくださいませ」白の宗主は しばらく沈黙していたが やがて口を開いた「そなたは私の側室の一人 誰よりも素晴らしいあの扱いの難しい羽琴を奏でる者 そうそう 手

Higit pang Kabanata
Galugarin at basahin ang magagandang nobela
Libreng basahin ang magagandang nobela sa GoodNovel app. I-download ang mga librong gusto mo at basahin kahit saan at anumang oras.
Libreng basahin ang mga aklat sa app
I-scan ang code para mabasa sa App
DMCA.com Protection Status