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第13話

作者: Langit Parama
「なぜまだあの男のことを気にする?」

怜司の声は冷たく威圧的だった。その視線が和葉の顔をなめ回すように見つめ、彼女は反射的に俯いた。

和葉は唾を飲み込み、消え入るような声で答えた。

「ただ、気になっただけです、お義兄様。どうして、いらっしゃったのがお義兄様だったのかと……あの男の人は……どこへ行ったのでしょうか?」

「気になった、だと?それともお前、新しい味を試してみたかったのか?」

怜司の口角が上がり、笑みというよりは嘲笑に近い薄笑いを浮かべた。

和葉は反射的に顔を上げた。

彼女の丸い瞳には緊張が走っていたが、それだけではない何かがあった。その「何か」が、怜司にある確信を抱かせた。今夜以降、和葉は俺の感触を永遠に忘れられなくなる、と。

「ただ、怖かったんです、お義兄様」

和葉の声が震えた。

「あの人が魁に報告するのではないかと……私が、言われた通りにしなかったって」

怜司はゆっくりと体勢を変え、起き上がって和葉のすぐそばに座った。あまりにも近すぎる距離だ。怜司の吐息が頬に触れ、和葉は慌てて首を後ろに引いた。

和葉はシーツをきつく握りしめた。怜司の目の前で再びず
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