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第5話

Auteur: 呆然
甘奈は心地よくベッドに横たわり、嬉しそうに手に入れる財産を計算している。

だがドアが突然開き、来た人物を見て甘奈の笑顔が一瞬で凍りついた。

鷺沼豊(さぎぬま ゆたか)は横柄な顔つきで、貪欲な目で目の前の姪を見つめて口を開いた。

「どうした?姪っ子は叔父の俺を歓迎しないのか?」

甘奈は無理やり笑顔を作った。

「ただ驚いただけよ。叔父さんがどうして来たのかって」

豊は一目で彼女の考えを見抜き、嘲笑った。

「演技はやめろ。お前が裏でやってることは全部知ってる。何せ俺がお前の後始末を手伝ってきたんだからな。

水瀬家の連中や悠斗にバレたら、どうなるか分かってるだろうな?」

甘奈の瞳孔が縮み、目が一瞬で恐怖に染まった。歯を食いしばって口を開いた。

「一体何が望みなの?」

豊は慌てず煙草を吸い、両目を光らせながらゆっくりと言った。

「親戚なんだから、あまり多くは求めないさ。美波が譲った金の半分をよこせ」

甘奈は反射的に拒絶した。

「無理よ!」

豊は一気に声を荒げた。

「そうか!じゃあお前のあれこれを水瀬家に全部話してやるよ。十代の頃から色んな男と遊び回ってたことを婚約
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