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第23話

Author: Rosa Kane
私はドレッサーの前に座り、細部まで隙なくメイクを施した。

目元には濃いスモーキーメイクを施し、目がひと回り大きく見えるつけまつげをつける。唇には、理安が望む場所ならどこにでも跡を残せるような、深紅の口紅を塗った。

首筋と胸の谷間へ香水を吹きかけ、髪に指を通しながら、計算された無造作なウェーブを作る。最後に、黒いピンヒールへ足を入れた。

鏡の中の自分を見つめた。

どこから見ても金のかかった女だ。

理安が私へ費やした金額に、一円残らず見合う価値のある女に見えた。

玲奈がどんな女であろうと、私を上回るには相当な努力が必要になるはずだ。

30分後、玄関のチャイムが鳴った。

リビングを横切る理安の足音が聞こえたが、私は寝室から出なかった。キングサイズのベッドの中央へ横たわり、片脚を曲げ、太ももにガーターベルトのストラップが見えるように整える。

手に入れられるのを待つ賞品のように、ベッドの上で誘うようなポーズを取った。

寝室のドアが開いた。

最初に入ってきたのは理安だった。身につけているのは黒いブリーフと、厚い胸板へ張りつく白いタンクトップだけ。

その腕には、女が寄り添って
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