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第404話

Author: ドドポ
「私が、彼女を標的にしてるですって?」

澪が洵を睨みつけると、洵はわずかに視線を逸らした。

後ろめたいことでもあるのか?

彼が千雪を庇うのは、今に始まったことではない。

「彼女が先にチンピラを雇って私の両手を潰そうとしなければ、私もわざわざ時間を無駄にしてまであいつを相手にするつもりはなかったわ」

澪の言葉を聞き、洵は手にしていたグラスを置き、淡々と言った。

「あの件は、石川月子がやったことだ」

「千雪が関与していないという証拠でもあるの?」

「では、お前には千雪が関与したという証拠があるのか?」

リビングは一瞬にして、息が詰まるほどの静寂に包まれた。

洵は奥歯をギリリと噛み締めた。燃え盛る炎で焼かれているように、両目がひどく痛んだ。

澪が、怒りに満ちた視線で彼を睨みつけているからだ。

今夜、彼が澪を訪ねてきたのは、本当に千雪のためではなかった。

千雪は泣きじゃくりながら彼の元へ駆け込んできて、「澪が私の招待状を引き裂き、ゴミのように私を外へ放り出した」と訴えた。

彼女は、「澪は私のすべてを奪おうとしている」と泣き喚いた。

洵には分かっていた。澪が千雪のす
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