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第6話

Auteur: カレン・W
書斎の椅子に座り、片手でスマホを握りしめたまま、まるで画面がこちらに何か返してくるかのように見つめていた。

カイアはまだ出ない。何度かけても、またしても留守番電話に繋がるだけ。

――自分の妹を探すのに、探偵を雇うなんて。

そんなことはしたくなかった。だが、もう選択肢は残っていない。

短く息を吐き、画面をタップする。

「ジャクソン」

「レナー様」

「ある人を探してほしい」

「承知しました。シルヴィ様ですか?」

その言葉に、胸の奥がひどく歪んだ。

「違う」押し殺した声で言う。

「妹だ。妹のカイア・レナー」

向こうで一瞬、間が空く。

「......かしこまりました。30分以内に結果をお伝えします」

通話を切り、シャワーを浴びに向かう。

肌に張りついた苛立ちを洗い流すように。

カイアはきっと大丈夫だ。あの子は強いし、頭もいい。

昔から、誰よりも芯が強かった。

......

折り返しの連絡を受けたとき、ジャクソンの声にはいつもの確信がなかった。

「レナー様......カイア様の居場所は掴めました。ただ......少し妙です」

ジャクソンが言葉を濁すことな
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