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第38話 新型の出現⑵

Penulis: 相木ふゆ彦
last update Tanggal publikasi: 2026-09-07 17:04:00

 カガリの報告に、現場も本部オペレーションルームも沸き立った。

 動き回る獰猛な顎に突撃することは怖いが、残る一体も空間に固定されている。

「こんなにあっさりと……?」

 モニターを見ながら愕然として、夜坂本部司令が呻いた。

 カガリがまだ異能防衛軍に入隊する前、別のSランク地球外生命体ヴォイドフォークが出現した際に、カガリと似た捕獲能力のある鷲塚大尉が同じように固定しようとして失敗した過去がある。

 Aランクまでは影の異髄力で食い止めたものの、Sランクの膂力に耐えきれなかったのだ。

 以降は、素早く弱点を探って倒す作戦でも鬼山中佐たちは結果を出してきた。

 同じSランクのパフィオペディルム型も、不知火名誉中将が最後の力で弱点を暴いたものを鬼山中佐が、後から駆け付けて止めを刺している。

 モニターでは、速度で威力をあげた鬼山が、残る一体の地球外生命体ヴォイドフォークの顎を下から突き破って撃破した。

 ぐったりとした二体の|地球外生命体《ヴ
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