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115 二階の死闘

Penulis: 缶小豆
last update Tanggal publikasi: 2026-10-19 20:00:00

いつもとは違う物音がするのを感じているはずだし、カメラもあるはずだ。

それなのに、2階から降りてくる魔術師は、誰一人としていない。

「下にいる魔術師は使い捨てか……」

ダリウスは吐き捨てるように呟いた。

下や外にいる魔術師の年齢を考えた時、国が雇っているとは考えにくかった。

もしかしたら、かつてのアリエルと同じ国から買われた子どもなのではないか?

ダリウスもそう思ったのだろう。

使い捨てにされて、命がなくなるならそれで良いと助けにすらこない魔術師たちとアリエルが重なって見えたようだ。

背中から、強い怒りと威圧がダリウスを支配する。

そのまま、無言で片手でミレイユが作った睡眠玉を何個か浮かべると、階段の踊り場めがけてダリウスは息を吹きかけた。

吹きかけられた睡眠玉は、ダリウスの魔力を纏い、まるで生き物のように四方八方に飛んでいく。

パンッ パンッ パンッ

睡眠玉が弾ける瞬間――レオンハルトは、手で身を伏せるよ

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