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116 決戦の魔導炉

Penulis: 缶小豆
last update Tanggal publikasi: 2026-10-20 20:00:00

三階の魔導炉へ続く通路が何やら騒がしい――

眠るアリエルをうっとりと眺めていた魔術師団長ライナルは、下や周辺から伝わる異変に眉を顰めた。

アリエルと自分の間を邪魔するものは誰も来させない。

魔術師の団員も厳選して、その厳選した魔術師の出入りも最低限にしてきたのだ。

その理由は、当初は自分とアリエルが二人きりでいられる空間にこだわっていたからだったが、理由が変わりつつあった。

今のアリエルの状態が良いとは言えないからだ。

それが王や周辺に漏れるのは、自分の力量不足を示すことにつながり、屈辱だった。

そして何より、アリエルに何かあれば、自分の立場を危うくしてしまう。

「君が早く起きないからいけないんだ」

最近のライナルは、アリエルの顔面を平手打ちして、そのうめき声を確認して状態を確認するのが習慣になっていた。

パンッ

軽く、とは言え内出血で腫れる頬を更に叩き、やれやれと立ち上がる。

「何があったのか、確かめねばならないか。ろく

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