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第1021話

작가: 風羽
とはいえ、立ち去る際に桐島宗助は元妻を振り返って見てしまった。しかし彼女は視線を合わせることもなく......自分は彼女からのパーティーの招待を断り、綺麗な女優を選んだくせに、今さら何を期待しているんだ。

清水霞は考えていた。

本当の自愛とは、自分を愛することだ、と。

彼女の冷淡さに桐島宗助は苛立った。もし彼女が少しでも不機嫌な素振りを見せ、「宗助」を呼び戻そうとしたなら、女優との関係など簡単に解消して、やり直すこともできたのに。

しかし、清水霞はそれを望んでいなかった。

唯一の女でなければ彼女の望みではない。誠実さがなければ、なおさら意味がない。子供のために籍を残すことと引き換えに、腐った結婚生活に耐えるつもりもない......彼女は悟った。地位のある男性と一緒になれるのが一番だが、そうでなければ自分が芽依の支えになると決めた。

最悪、芽依は清水姓を名乗ればいい。清水芽依(しみず めい)だ。

清水霞の繊細な目元には、強い決意が浮かんでいた。

その決意は、艶やかな彼女の顔に、不思議な魅力を添えていた。

桐島宗助は未練がましく彼女を見つめたが、結局藤井圭子とレストランを
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