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第222話

Penulis: 桜夏
そこで理恵は兄に直接通話をかけ、思いつく限りの罵詈雑言を浴びせた。同時に、子供の頃の自分の話を例に挙げ始めた。

透子はイヤホンから聞こえてくる理恵の悲惨な子供時代の話――兄の影に怯え、様々な「虐待」を受けてきた話を聞いていた。

頭の中に、あの性悪で殴りたくなるような顔が浮かぶ。透子は、彼なら本当にやりかねないと思った。

実の妹にすらそうなのだ。自分に対してなら、なおさらだろう。

やはり、人の性根の悪さというのは、子供の頃から形成されるものなのだ。

彼女は理恵に同情し、一人での愚痴は、いつしか二人で一緒の悪口大会となり、統一戦線が形成された。

「はぁ、お兄ちゃんなんてそんなものよ。子供の頃なんて、私のうさぎのぬいぐるみの耳を引きちぎっておいて、『亀の抱き枕に噛まれたんだ』なんて平気で言うんだから。

私がケーキを好きなのを知ってて、虫歯ができた時には目の前でわざと美味しそうに食べて見せて、指をくわえてる私を見て笑ってるし。

誕生日プレゼントだって、一度も欲しいものをくれたためしがないわ。学生時代は毎年、分厚い問題集。

やっと大学生になって解放されたと思ったら、今度は手書き
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