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第283話

Author: 桜夏
蓮司の瞳に、報復の冷たい光が宿る。彼は駿を、まるで手にしたも同然の獲物を見つめる狼のように、じっと見据えていた。

相手の纏う陰湿な敵意を感じ取り、駿は席に座ったまま口を開いた。

「個人的な恨みなどありません。もちろん、利益は追求します。

新井社長が旭日テクノロジーとの提携協議にお越しくださるのは光栄ですが、あいにく、今は対応できる人間がおりません。

新井グループの子会社のセキュリティメンテナンスについては、僕の知る限り、貴社には長年の提携先があるはずです。

軽率なパートナー変更は、システムの安定性にとっても好ましくありません」

蓮司はそれを聞くと足を組み、冷たい表情で言った。

「本当に人手が足りないのか、それとも新井のビジネスを見下しているのか。パートナーの変更が好ましくないのは確かだが、旭日テクノロジーには完璧に対応できる実力があると信じている」

駿が再び断りの言葉を口にする前に、蓮司が続けた。

「旭日テクノロジーも、それほど忙しいようには見えないがな。大きなプロジェクトといえば、メガパワーテックの件くらいだろう?」

「あるいは、すぐに暇になるかもしれない。開発部
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