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第50話

Penulis: 桜夏
透子は狂気じみている男を睨みつけ、歯を食いしばりながら沈黙を貫いた。

狂犬、躁病患者、精神異常などの言葉では、蓮司を形容するにはどれも足りなかった。

ドアは内側から施錠され、さらに二重の補助鍵までかけられた。更に蓮司自身がドアの前に立ち、頑なに見張っている。

透子は振り返って部屋に戻り、そんな異常者には関わらないと決めた。

彼女が部屋に入ったのを見て、蓮司の顔色は少し落ち着いた。

だが、すぐに部屋から箱が投げ出されるのを見て、彼は怒りに歯を食いしばった。ただ、それを拾おうとはしなかった。

物音が止んだ頃、別部屋のドアが静かに開いた。美月がそっと出てきた。

彼女は地面に落ちたネックレスを拾い上げると、ドア脇の蓮司に近づき、優しく言った。

「蓮司……もしかしたら透子のこと、誤解してるのかもよ?あの子、本当にあなたのこと愛してるし」

「誤解?この2年、あいつは誰とも関わらなかった。連絡すら取ってない。誤解のしようがないだろ!」

蓮司は怒鳴った。

「でも、現場を見たわけじゃ……」

美月が言いかけた。

「ふん、もし現場を見たら、あのクソ男はその場で死んでたさ!」

蓮司
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Komen (2)
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おすがさま
これは殺人事件ですよ! ちゃんと警察呼んで調べないと……
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Tomomi Tanaka
二重の補助鍵かけられたってドア開かなくされたんじゃ無いの?
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