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第1097話

Author: 小春日和
「早く早く!披露宴用のドレス!披露宴用のドレスはどこ?」

幸江は真奈のために着替え用のドレスを探して慌てていたが、更衣室に着いたところでスタッフが白いドレスを差し出した。幸江はよく確認もせずにそれを真奈に渡そうとしたが、スタッフが慌てて声を上げた。「幸江さん!それは奥様のものではなく、幸江さんのです!」

「私の?ブライズメイドも着替えるの?」

その時、福本陽子が慌てて駆けつけ、ブライズメイドにも衣装替えがあると聞くとすぐに言った。「ブライズメイドも着替えるの?じゃあ私のは?」

「申し訳ありません、福本さん。こちらは幸江さんの分です」

福本陽子は不満そうに言った。「同じブライズメイドなのに、どうして幸江は着替えられて私はダメなの?納得いかないわ!私も着替える!」

福本陽子までドレスを着替えると言い出し、スタッフは明らかに困惑していた。

どうしよう……!

もし伊藤さんから頼まれた任務を果たせなかったら、自分のキャリアはここで終わってしまう!

「いいわ、着替えて。あなたの分は私のところにあるから」

真奈のその一言で、スタッフはまるで天から光が差し込んだかのように顔を輝かせ
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